11月6日(土)に京都市東山区のお客様より長火鉢、贈答品、掛軸の出張買取をさせて頂きました。
◼️ご相談
関東にお住まいのお客様で「京都の実家の整理を考えていて京都に帰るタイミングで見て欲しいのですが・・」「長火鉢ぐらいしかないと思うのですが大丈夫ですか?」とお電話でご相談をいただきました。長火鉢は需要がなく、なかなか買い取り金額が付かないのですが、どういったお品物なのか確認させて頂くため、お伺いさせていただきました。
◼️査定
お宅にお邪魔すると、いかにも京都というような京町屋のお家でした。
長火鉢を確認すると高級な欅材を使われたお品でしっかりとした銅庫も付いた大和火鉢でした。
20、30年前ですと国内でも長火鉢を求められるお客様も居られ、なによりも欧米の日本文化需要があり高値にて取引されていたお品なのですが、現在では求められるお品の嗜好も変わり需要が低いのが現状です。
しかし、よい品物であり、買い取れない物ではありませんので、査定金額を提示させていただきました。
その後、お話を聞いていると「着物を別の買取業者さんに買取ってもらった時に、これは骨董品ではないので買い取れないと言われ、捨てるつもりの物があるのですが見てもらえますか?」とのことで拝見すると・・・。押入れや棚の中から確かに骨董品ではないのですが、木箱に入っている贈答品がずらっと出てました。また、掛軸に関しましては中が確認されていない状態で置かれておりました。
すぐさま「捨てるにはもったいないです。ぜひ、すべて中身を確認させてください」とお声がけし、査定を始めました。30本ほどあった掛軸の中には1本で評価の出来る山田無文、淡川康一などの名の有る掛軸もあり、贈答品の中にも諏訪蘇山の青磁の花生など、拝見するとしっかりと買取が出来るものがございました。
◼️買取・終わりに
ご説明すると、「形あるものをゴミに捨てるのは忍びないと思っていたので助かりました!」と沢山のお品物をお譲り頂く事が出来ました。
昔に一度、整理をされており、その時には骨董品もあったとの事でしたが、贈答品でも木箱の物などはまとめさせて頂く事でお値段が付けれますし、掛軸も使う需要が減った事は事実ですが、中身を確認して名の作家、図柄などによってはしっかりと1本ずつ査定することが可能です。
今回、私共が「長火鉢がどんなお品なのか?」を確認しに寄せていただけなかったら、まだまだ活躍できる品物たちがゴミとして処分されていたかもしれません。当店は本当の美術品、骨董品、掛軸の買取はもちろんの事、ガラクタに見える物からも価値を見出し、多種にわたるジャンルお品を買取させていただいております。ぜひ、古いお家の解体、整理、お蔵のお片づけをされる場合は処分される前に一度、古美術丸尾にお声がけくださいませ。
今回は数ある買取業者の中から、当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂きましたお品物は次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。