京都市東山区のお客様より作家作品などを出張買取させて頂きました。

7月30日（土）京都市東山区のお客様より作家作品などを出張買取させて頂きました。

◼️ご相談

お電話にて「今、実家の整理をしていたら、家族が集めていた骨董品などが出て来たのですが、価値があるのかもわかりませんので見に来てもらえないでしょうか？」「また、急ですが、今日の今からは無理ですか？」とご相談を頂き、丁度その日は特に予定も無くお店におりましたので、お伺いする運びとなりました。

当店では特に予定が入っていない場合で、京都市内など近隣の場合は即日の今からでもご対応をさせて頂いております。
「今回のような片付けの際に骨董品が出てきた」また、「解体業者様の現場で掛軸が出てきた」など、今日中や、今しかその場にいないなど出来る限り対応させて頂きます。

土曜日曜祝日などは先約のお客様がある場合が多く、前もってご相談していただくと助かります。

◼️査定

お邪魔すると、作家作品の木箱がダンボール3箱ほどに仕舞われておりました。
早速拝見していくと1点でお値段が付けれるお品が多く、中でも木村盛伸の銀火屋の香炉や兄弟の木村盛康の天目茶碗、天目花入や、現在の流行の一つで九谷焼の赤絵花入、徳利、ぐい飲類にもしっかりとお値段が付けれたと思います。

現在の人気な作家作品は？

現在の作家作品の焼き物種類としては青磁や白磁、赤絵、色絵、天目といった中国の磁器を模した作品が人気です。また、一昔前から比べると京都の三浦竹泉や諏訪蘇山、伊万里の酒井田柿右衛門などの明治以前からの日本の名工の相場が上っています。

その反面、土を愛でる萩焼や備前焼、信楽焼、唐津焼など陶器の作家さんの作品は下落傾向となり、現在は華やかで煌びやかな作品ほど高値がつく傾向にあります。また、以前、煎茶道具が人気で高名作家の作品は当然、高額にて査定できますし、練習用のお道具でも高価買取の対象となる場合が多いです。

◼️買取・終わりに

1点1点丁寧に箱から開けて査定し、わかりやすくご説明をさせて頂きますと「家族が大事にして楽しんで購入していた物ばかりでしたので、これだけ丁寧に見てもらえて本当にありがたかったです。急でしたが丸尾さんに来ていただいて本当に良かったです!」と仰って頂けました。こういったお言葉を頂くと本当にお商売の励みになります。本当に有難うございます！また、お品物を車までお運びするお手伝いまでして頂き、大変助かりました。

この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。