6月5日（月）に古い掛軸や切手、古銭など店頭買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

お電話にて「今日は何時まで営業されておりますか？」とご連絡を頂きました。
当店は夕方5時から6時くらいまで営業をしているのですが、あらかじめ「少し遅くなるのだけれども・・・」などお知らせいただきますと多少のお時間でしたらお店を開けてお待ちしますので、お仕事などで遅い時間しか難しい方も、どうぞお気軽にお店の方にもご相談くださいませ。

◼️査定

ご来店いただきますと、20本ほどの古掛軸(江戸後期～昭和戦前ぐらい)をお持ちいただきました。

当店の掛軸の査定では古い掛軸では絵師の名前で評価出来る物、図柄で評価出来る物などに分けてなるべく1本ずつ査定をさせて頂いております。その他の、絵師の名前や図柄も評価できない掛軸に関しましては数本まとめてでお値段を付けさせて頂いております。

掛軸の査定は幅広い絵師に対しての知識が必要となり、同業者でも苦手としている方も居おられます。当店では長年の経験と知識に基づいて査定をしております。また有名な名前のある絵師の場合は必ず伝票に名前を書くのはもちろん、その場でしっかりとご説明させていただきます。他店よりも、どの掛軸に対してどのくらいの評価をしている事が判りやすい査定を心がけておりますので、ご安心してご利用くださいませ。

さて、絵師の名前で評価できたお品としましては幕末の書家、山岡鉄舟の一行書、大正時代の早世の日本画家赤井龍民の風俗画、江戸後期土佐派の藤原光貞の節分豆まき鬼退治図、狩野派狩野安信の雲龍寿老人三幅対などがあり、図柄で評価できたお品としましては春画の巻物や絵師としての名前は有名ではないけれども猿の図柄をよく描けている掛軸に1点づつ評価をする事ができました。
中でも藤原光貞や狩野安信、春画の巻物などに高価買取の査定をする事が出来たかと思います。

またその他にも切手帳や茶箱、盃洗、徳利、古銭などの古道具類もご持参頂きましたので、切手と古道具に分け、査定させていただきました。

◼️買取・終わりに

ご説明をして査定金額をお知らせいたしますと、全てのお品物をご納得にてお譲り頂く事が出来ました。本当に有難うございます！

お話をお聞きしておりますと古いお家を整理されているようで後日にも重箱や花瓶、九谷焼の徳利などをお持ちいただきました。お品は重箱に家紋が入っていたりとしっかりと１点でお値段が付けれるものが少なかったのですが、九谷焼の徳利はまだまだ活躍できる状態のものでした。わざわざ持ってきてもらったのに九谷焼の徳利しかしっかりと査定が出来るものがなく、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、その際も快くお譲りいただけました。ありがとうございます。

当店ではお品物がたくさんあり移動が大変な場合や、せっかく持って行ったのに余り金額が付かない場合は無駄足になるといった場合、お客様のご負担がないように出張買取をメインに行なっています。しかし、「家まで来てもらうのは‥」とか「知らない業者を家に上げるのは‥」、「お店があるのかどんなお店なのか確かめたい」場合もあると思います。そういった際は店頭買取も積極的に行なっておりますので、お客様のご都合の良い方でご利用いただきたいと思います。

今回は数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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