兵庫県西宮市のお客様よりお茶道具類、古道具類の出張買取をさせて頂きました。

7月24日(日)に兵庫県西宮市のお客様よりお茶道具類、古道具類の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

「お茶道具類の出張買取をお願いしたいのですが？」とお電話にてご相談を受けました。詳しくお伺いいたしますと、木箱に入ったお道具が50個ぐらいあるとの事でしたので、日時を決定後し、お伺いする運びとなりました。

◼️査定

お宅にお伺い致しますと一部屋に多数のお茶道具類や古道具類が置かれており、50点どころか100点以上のお品物をお持ちでした。

当店の査定方法はどれだけ数が多くても1点1点箱から開けて中身を確認し正確に適正に査定をさせて頂いております。それは、当店としても箱と中身が有っているか、キズは無いかなどを確認しております。

中身をしっかり見ない業者には注意！

どんなお品でも、お箱・布や箱書きも作品の一つです。そのため、付属品のあるかないかで査定価格が大きく変わります。また、当然ですが、作品の状態、「傷・カケがないか？」「色落ちや焼けがないか？」「数が揃っているか？」でも大きく価格に影響をいたします。

そして、それを確認するためには、すべて箱をあけ中身を確認しないと出来ないのです。業者によっては中身を見ずに箱だけや数を見てお値段を付けるところや、高価なものだけしっかりと確認し、それ以外は中身を確認しない業者などもおられます。確かに長い時間、道具に携わっていると箱と箱書きを見るだけで中にどんな物が入っているかわかるようになるのですが、さすがに状態や欠品などは確認しないとわかりません。確認していない場合は、やっぱり欠品や状態が悪くても損をしないような、保守的な査定しか出来ないのです。

そのため、古美術丸尾では、出来るだけ高値の相場ギリギリのお値段を良いものにはしっかりとつけれるよう、また、ご家族やご先祖様がお持ちだったお道具がどういったものだったか確認していただくためにも、お品のレベルに関わらず１点１点開け査定させていただいております。

ただし、１００点など数多くのお品をお持ちの場合は、お時間がかかります。お品によりますが、今回の買取には約、査定２時間、梱包搬出に２時間ほどお時間をいただきました。

さて、多数のお品物をお持ちでしたのでもちろん1点にて高価買取の対象になったお品物も多数ございました。

中でも、蟹の図柄が面白く手書きの仕事も良かった染付の煎茶碗、フォルムの美しい江戸時代の平戸焼瓢箪型酒器、摘みに翡翠と金剛石(ダイヤモンド)をあしらった銀瓶、裏千家宗匠鵬雲斎の書付のある唐物花籠、茶陶で一名を認められた杉本貞光の赤楽茶碗などに高額買取査定をする事が出来ました。