京都市右京区のお客様よりお茶道具贈答品類の出張買取をさせて頂きました。

3月30日（水）に京都市右京区のお客様よりお茶道具贈答品類の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

「お茶道具や鉄瓶など15点ほど整理を考えています。一度見に来てもらえますか？」とご連絡を頂きまして、「今からは無理ですか？」との事でしたが、あいにく、別のお客様の出張買取に出ており、後日、日程を合わせて出張してまいりました。

当店では、今回はたまたま先のお客様とのお約束があり無理でしたが、予定が入っていなければ、京都市内などの近郊ですと即日や今からでの急な出張も大歓迎です。特に解体業者様や不動産会社様の現場の方も、「こんな物が出てきたけど価値があるのかな？」などその場でお電話くだされば、出来る限り対応させて頂きます。お気軽にご相談くださいませ。

◼️査定

お家にお邪魔すると机の上に数点のお茶道具と鉄瓶、木箱に入った食器類の贈答品などが並べていただいておりました。拝見するとお茶道具では、お稽古のお道具を中心に木箱に入ったお茶碗、箱の無いお茶碗、銅の建水や茶道具一式が入った茶箱などがあり、その中に1点だけ京焼の陶芸家高橋道八の刷毛目(はけめ)茶碗がございました。また、鉄瓶は一般的な南部鉄瓶でした。

査定としましては、高橋道八のお茶碗は作風が「刷毛目」という素朴な作品で。現在、人気のある「色絵(いろえ)」や「金襴手(きんらんで)」といった華やかな作品よりは査定金額は落ちますが、それでも1点にてしっかりと査定させて頂きました。

その他の、お茶道具は箱が無かったり有名作家の物ではないお稽古道具でしたのでまとめての査定をさせて頂きました。また、高価買取品目である鉄瓶は残念ながら一般的な南部鉄瓶でしたが、１点には査定させていただきました。

荷物整理で見つかった鉄瓶の買取なら京都の古美術丸尾にお任せください。

そのほか、食器類や茶器の揃物などの贈答品類は「置いておこうかと思っていたのですが、お値段が付くのなら置いておいても使わないので誰かに使ってもらえれば・・」との事でまとめてにはなりますが、お値段を付けさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

ご説明を終えますと、今回のお品物はすべてご納得にてお譲りいただけることとなりました。また、「まだ整理し切れていないので、またその時はご連絡します」との事でした。本当に有難うございます！

この度のお客様は昔、当店の丸尾の近くに住んでおられ、お店があるのは前からご存知だったようで、ご連絡いただけたとの事。このお仕事はたくさんの「縁」によりお客様と出会えます。これからも「この業者さんを呼んでよかった」「また来てもらおう」「紹介できる業者」と思われるように誠心誠意を尽くしての日々努めさせていただきたいと思います。

この度は、数多くの買取業者がある中で当店をお選び頂きまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。