10月2日(木)に京都市伏見区のリピーターのお客様より阿弥陀如来像(観音様の木彫)、仏具を出張買取させて頂きました。
■ご相談
先日の伏見区のお家に買い取りに言った際に、「家を取り壊すのですが、仏壇に入っておられる仏像などはどうしたらよいのでしょうか?」とご相談を受けており、「仏様の形をされているので流石に一緒に家ごと取り壊されるのは忍びない」との事でした。
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長年買取をしておりますと、こうしたご相談もよく受けます。
家の取り壊しの際に仏壇、仏像の処分整理について
「長年ご先祖様を祀り共に生活をしてきた仏壇や仏像をそのまま取り壊すのは、忍びない・・」と考えられるのは当然ですので、当店と致しましては下記のようにご説明させていただいております。
実家の仏壇じまいでは、まず僧侶に「閉眼供養(へいがんくよう)」をしてもらい、仏壇に宿っていた魂(御性根)を抜きます。その後に仏像や仏具などは買取させていただく事は可能です。
ただ、仏壇に関しましては、昔は立派な仏壇は中古需要もあり、買取も出来たのですが、現在はライフスタイルの変化により、手元供養(ミニ骨壺、ペンダントなど)、お寺での法要や合同供養への参加、散骨や永代供養といった、仏壇を使用しない供養方法が多くなってきました。その為、仏壇の需要が大きく低下し、基本的には買取が難しいお品となります。解体や処分業者等に依頼いただくのが一般的です。
■査定
その後、「御性根を抜いてもらったのでお引取りに来てもらえないか?」との事で再訪させて頂きました。今回の仏様は昭和中後期に作られた比較的新しい物でしたので、仏壇周りのリン、木魚、燭台、香炉などの仏具と合わせて査定させていただきました。

江戸時代以前の仏像などの場合ですと、仏教美術にも通じることとなり1点1点にて高額の買取金額をご提示する事が出来ます。
■買取・終わりに
先日に一度買い取りに寄せて頂いたときに「説明もわかり易く大変安心してお取引ができた」と感じて頂けたとの事で、今回は仏像の買取をさせてもらう事になりました。本当に有難うございます。
これからも初対面のお客様とお取引するのが多いお商売ですので、少しでも安心して、ご利用頂ける様に努めてまいりたいと思います。お譲り頂ましたお品物はまた次の担い手の下へ橋渡しをさせて頂きます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。







