京都市東山区のお客様より古道具、贈答品などを出張買取させていただきました。

4月10日(土)に京都市東山区のお客様より古道具、贈答品などを出張買取させていただきました。

◼️ご相談

以前よりメールフォームより「古い京町屋を処分するのですが、古道具類があり一緒に処分するのはあまりにももったいないので買取り出来る物があれば査定をお願いしたい」とご相談をいただき、出張させて頂きました。

◼️査定

査定当日はお部屋の中に沢山のお品物をご準備いていただいており、出来る限り一つずつ、またはジャンル分けをし、査定していきました。

まず1点で査定可能な物では秦蔵六さんという鋳造家の作品で鶴の形をしたお皿、錫の茶壷などに高価査定をする事ができました。しかし、蔵六作品は小さい作品だったのと錫の茶壷は凹みが合ったのが残念少しでした。

その他古道具の中でも煙草盆、三つ重ねの鉢、お皿類、カメラ、レコード、仏具、仏像、額類、贈答品類、干支置物類、凧の工芸品までとジャンル毎に分け細かく査定させていただきますと、「すごいですねこんなに細かく査定してもらえて、色んな物にお値段が付くのですね」とビックリされていました。

当店では、幅広いジャンルを取り扱っておりますので、他店では買い取れない物でもお値段が付く場合があります。また、幅広い知識も持ち合わせておりますので、高額査定が出来るお品も他店にも負けません！古美術品から贈答品まですべて安心しておまかせ頂く事が可能です。

現在、高価にてに買取れる商材は？

今回のお家にもあったのですが、秦蔵六さんの作品や錫の茶壷は高価買取の対象です。
私がこの仕事を始めた頃は秦蔵六さんの作品はそれほど高く取引されていませんでした。なぜなら秦蔵六の作品は鋳造の作品でいわいる型物なので一つ作れば量産できます。すなわち1点物ではないため、本来の価値としては低く見られていましたが、近年の中国バブルにて漢銅器研究の第一人者の秦蔵六の評価の見直しをされ、取引価格は上昇傾向にあります。また、同じく中国の煎茶文化から煎茶器、鉄瓶、今回の錫茶壷なども高価買取対象品となっております。