11月6日（月）に他県在住のお客様より京都市西京区のご実家整理の為、甲冑、贈答品、掛軸などを出張買取させて頂きました。

◼️ご相談

県外からのお客様で「京都の実家整理をしており、甲冑があったのですが・・・」とのお話で、一度当店のライン査定にお写真を送っていただき、簡単査定をさせて頂いておりました。その後、出張買取をご依頼いただき、日時を決定してお伺いをさせて頂きました。

◼️査定

当日、お伺いし、お品を拝見いたしました。ライン査定での時にも仰っていたのですが、「江戸時代の古い物ではなくて昭和中後期の実際に着られる位の実寸サイズの五月飾の甲冑はお値段が付きますか、また、付属の前飾(前立て)が欠損しているのですが・・」と言う事でした。五月飾、言わいる五月人形なのですが、世間一般的な兜だけの物や小さい甲冑飾などの五月人形ではその性質上(お祝いの為に買う物なので高くても新品が必要で中古の需要がない)、買取りが難しいお品なのですが、唯一、この着れる位の大きさの甲冑は新しい物でも海外需要もあり買取査定が可能です。欠品があるという事も踏まえまして事前に査定金額をお伝えしておりました。ちなみにこちらの甲冑は今、話題の大谷翔平さんのホームランの時のパフォーマンス兜と同じところの製品でした！！

甲冑の確認とその他の贈答品や掛軸類もありましたので、一緒に査定をさせて頂きました。すると木箱の贈答品の中にまぎれて京都朝日焼豊斎の辰砂色変煎茶器や綺麗な桐箱に入った楽茶碗なども見つかりましたので、それぞれ、1点ずつ査定いたしました。

その他の残りの贈答品も木箱の贈答品のグループ、紙箱の贈答品のグループ、花台、置物などに別け査定し、掛軸も1本ずつ目を通させていただいた上で特に1点で評価できる物がなかったので掛軸のグループとして査定をさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

査定、ご説明を終えますと、全てご納得にてお譲り頂く事が出来ました。本当に有難うございます。

今回は、昭和中後期の五月飾の甲冑でしたが、江戸時代の本物の甲冑が旧家などを訪れますと残っていることがあります。その場合は、高額買取を期待できるお品物となります。なかなか残っていないのですが、「蔵の片隅においてあったなぁ」とお心当たりの方は是非、当店までご相談くださいませ。

今回は、数ある買取業者の中から、当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた、次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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