11月5日(日)に京都市西京区のお客様より、鈴木爽司の色絵花瓶を始め作家作品、工芸品、贈答品類の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

「少し見てもらいたいものがあり出張査定に来てもらえますか？」とご相談を受け、日時を決定してお伺いをさせて頂きました。

◼️査定

お家にお邪魔するとたくさんのお品物をご用意して頂いておりましたので、1点にてお値段が付くお品物、同じグループにてまとめることでお値段が付くお品物、余りお値段が付けれないけど持ち帰れるお品などに仕分けをするところからはじめます。

まず1点にてお値段が付けれたお品物としては、京焼色絵作家の鈴木爽司の色絵花鳥図花瓶や京焼清閑寺窯杉田祥平の色絵茶碗、竹久夢二のリトグラフ、などがあり、余り有名ではない作家作品やガラス工芸品、お祝い返しなどの贈答品類、陶器置物類、額類などはそれぞれのグループで数点まとめさせていただいてお値段を付けさせて頂きました。

作家作品などは作風によって査定金額は大きく変わります。鈴木爽司は父親の鈴木清や、富本憲吉、六代清水六兵衛などから指導や影響を大きく受け若くから、展覧会で活躍した作家ですが、鉄絵や色絵、金銀彩を使った作品など多くの作風を持っています。(低)鉄絵→色絵→金銀彩(高)と言う風に作風によって大きく査定金額が異なり、色鮮やかな作品ほど高評価に繋がります。

今回の作品は色絵作品の篇壷でしたが、花鳥図も良く描けており、しっかりと査定できたと思います。鈴木爽司の金銀彩の大きな作品の場合は高額査定金額を期待することが出来ますので、お持ちの方は是非ご相談くださいませ。

◼️買取・終わりに

査定ご説明を終えますと、全てのお品物をご納得にてお譲り頂けました。誠に有難うございます。
また、「あまりお値段が付かない物でも持って帰れますか？」ということでしたので、信楽焼きの象の置物や火鉢、箱に入っていない食器類などもその他のお道具として大きくまとめさせていただきお値段を付けますと大変お喜び頂けました。
当店ではたくさんのお品物を適正な金額でわかりやすく整理できるという特色があります。他店では「これとこれは値段を付けてもって帰れるけれどもあとは処分して下ください」や逆に「(良い物も悪い物も)一切合切持って帰りますので処分料をください」と言うところもあります。

当店では古美術品、古道具、掛軸、絵画はもとより、贈答品、おもちゃ、楽器類などなど数多くのあらゆるジャンルの知識があり、またそれらを売る販売力があり、お品物を次につなぐ事が出来ます！その力は他店に負けない自信があり、当店が目を通したあとは、どこの業者さんが見ても次に生かせる物はなく心置きなく処分してもらっても大丈夫と言いきれます。たくさんのお品物の整理の際には是非、当店にご相談くださいませ。

この度は、たくさんの買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた、次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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