静岡県三島市のお客様よりお茶道具、掛軸、額などの出張買取をさせて頂きました。

5月24日（月）に静岡県三島市のお客様よりお茶道具、掛軸、額などの出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

前日の5月23日にお電話にてご相談を頂きまして「母親のお茶道具の整理を考えているのですが、急なのですが明日は無理ですか？」との事でした。

またどのようなお道具があるのか詳しくお話を聞いていくと中川浄益作のキセルが一組あるほかお稽古道具だと思うのですがお茶碗、水指、お釜など御茶道具がありますとの事でした。以前に比べて御茶道具の需要や買取り相場が低くなっている事や、それでも中川浄益などの高名作家の作品は高価買取の対象であり「キセルだと大体これぐらいで買取できると思います」と大まかな買取金額などもお伝えし、お話をさせていただきましたところ、出張をご依頼頂きました。

◼️査定

当日、お家にお邪魔するとテーブルの上に沢山のお道具を並べていただいており、一つずつ丁寧に拝見させていただきました。

当店ではお時間を頂き、木箱や紙箱に入っている物などは、高名作家の作品やお稽古用に係わらず、なるべく箱から出してお客様とご一緒に確認いただき、ご説明をさせていただく事を心がけております。そうして1点でお値段が付けれる物、1グループにまとめられる物、処分になる物などに仕分けをいたします。

今回1点にてお値段が付けれた物は浄益作のキセルはもちろんですが、銅の皆具一式、茶釜、自在吊道具、表千家十四代家元而妙斎掛軸、瀬戸水指等でした。浄益作のキセルはお電話のお話でイメージした物よりも仕事が良い物でしたので＋査定をさせて頂きました。

また、而妙斎の掛軸は共箱で無かった点と、一行書でなく扇面の作品であった為、高価買取とはなりませんでしたが、しっかりと１点で査定をさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

査定内容やお品物のご説明を終えると、数点はお残しになられましたが、多数のお品物をご納得の上、お譲り頂く事が出来ました。ありがとうございます！

新型コロナの事もあり、今回は久しぶりの遠方買取となりました。コロナのため、遠方買取でも外泊は控えておりますが、唯一の楽しみといえばその土地のおいしい物を頂いて帰るというものです！お客様に「三島の名物は何かございますか？どこかいいところ無いですか？」とお聞きするとうなぎの銘店があると教えていただきました。

ほくほくの身にうなぎの素材を生かすあっさりとしたタレで最高でした！