5月30日(木)に京都市上京区のお客様より大正期~戦前のお雛道具の出張買取をさせて頂きました。
◼️ご相談
初めはお電話にて「陶器の火鉢があるのだけれども買い取り出来るか見て欲しい」とのご相談でした。
火鉢の買取対象品としてご紹介してはいるのですが、数年前の中国バブルの頃は火鉢の人気がありましたが、近年は需要が減っております。銅製の物で彫刻や銀象嵌がある物、木製の物では蒔絵の仕事がよい物などよほど仕事が良いものは高く買取が出来ますが、陶器の物は買取が難しい場合が多いです。
◼️査定
お家にお邪魔させていただくと、お話では陶器製の火鉢という事でしたが、実物は銅製の火鉢でした。その為高価買取とは行きませんでしたが、買取可能な商品でした。
ご説明をしますと、一度考えますとその日は失礼をさせて頂いたのですが、後日にやはり買い取ってもらいたいとご連絡を頂き、再度お伺いいたしました。するとその際「他にも昔の木箱に入った物が数多くあるのですが見てもらえますか?」と母屋に案内していただきました。
お家にお邪魔し、拝見いたしますと、2つの長持の中から大正期~戦前にかけての古いお雛道具と大将道具がずらりと出てきました。通常お雛道具や、五月の大将人形などはお祝いのお道具ですので、中古品の需要が少なく買取や引取りが難しい場合が多いのですが、今回のお雛道具はミニチュアサイズの台所道具、茶道具、箪笥、茶器類、火鉢、食器類、人形類、物干し台などなど現在ではあまりないお道具類が綺麗な状態で保存されておりました。
その為、そういった古い時代のお道具はコレクター様に需要があり買取することが出来ますので、お値段を提示させて頂きました。
◼️買取・終わりに
ご説明を終えますと、全てのお品物をお譲り頂く事となりました。本当に有難うございます!!
今回は、陶器製の火鉢の買取が一番初めのお話でしたので、「買取出来るものがないかもしれないなぁ〜」と思っていたのですが、銅製の火鉢、そして雛道具とお譲りいただき、お客様も「家の引き渡しギリギリに見てもらえてよかったです。」とお喜びいただけ、本当に良かったです。実際に見てみないことには全くわからないのがこのお仕事の面白いところで、「陶器の火鉢は売れないから申し訳ございません」とお断りをしていたら、このお道具にも巡り会えず、ゴミとして処分されていた可能性もあります。
当店ではどんな些細な事でも結構ですので、出来るだけ拝見して昔の骨董品やお道具類を未来に残していけるように尽力しております。お家の解体やお蔵の整理などの際には何も無いと思わずにお気軽にお声かけくださいませ。親切丁寧に判りやすくご説明の上、ご協力をさせて頂きます。
この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます、お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。