1月26日(水)に裏千家十五代 鵬雲斎の掛軸、伊東陶山の置物を店頭買取させて頂きました。
◼️ご相談
お電話にて「掛軸を買い取って欲しい」との事。どんな掛軸なのかお聞きすると、「鵬雲斎の茶掛けが6,7本あります」との事でした。
鵬雲斎師の掛軸との事でしたので、以前(20年前ぐらい前)から買い取り相場が下がっている事をお伝えし、現在の相場をお伝えすると一度見て欲しいとの事で、時間を合わせて頂きご来店を頂きました。
◼️査定
店頭にお越しいただき、お品を見せていただきました。お持ちいただいた掛軸はすべて鵬雲斎師の間違いないお品でしたが、1本ずつ確認いたしますと染みや折れが目立つ物がありました。
掛軸は長年そのままにしていると染みの1点や2点は付いてしまう物なのですが、それでも特に茶道に使用する茶掛はお客さまに「本日の掛物は」と説明し、お客様もおもてなしする大事なものの一つです。その為、掛け軸の中でも染みや折れなど状態にとてもシビアで買取価格に大きく影響いたします。
また、昨今の若い人のお茶離れやコロナ渦での茶会の減少でお茶道具の相場はかなり低くなっていること合間見え、現在、鵬雲斎の掛け軸といえども状態のよい物で20年前の3分の1から4分の1程度でしょうか‥。とても不甲斐ない状況となっております。しかし買取ができない物では全く無い訳ではございません。当店もしっかりと一点にて査定させていただきます。
今回も、ご説明をまじえながら染みのない状態のよい物、少し染みが有るけども目立たない物、染みが目立つ物に分けて査定させていただきました。
また、一緒に持ってこられた伊藤陶山の置物も査定させて頂きました。
◼️買取・終わりに
ご説明をさせて頂きますと、お客様ご自身も鵬雲斎師の掛軸の相場が下がっている事をご存知で、当店が相場ぎりぎりにて査定しているのもわかって頂いておりました。染みのあるの物は少しお心残りがあられお残しになられましたが、状態が綺麗で高価査定出来た物3本については、お譲り頂く事が出来ました。
今回の様に以前は高額に取引されていた物で相場ががくんと下がった物に対しての、査定や買取を嫌がる業者もあり、弊社としても、とても心苦しい査定になってしまう事がありますが、しっかりと今現在の適正な相場を把握しておりますので、ギリギリの出来る限りの査定をさせていただいております。気になるお品がございましたら、一度、お気軽にご相談下さいませ。ご納得がいただけました場合のみ買取をさせて頂いております。
今回は数ある買取業者の中から当店をお選びいただき誠に有難うございます、お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
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