京都市山科区のお客様より屏風や古道具、鉄燈籠などを買取させて頂きました。

7月21日（金）に京都市山科区のお客様より屏風や古道具、鉄燈籠などを買取させて頂きました。

◼️ご相談

「山科区なのですが旧家の蔵に明治期お雛人形や屏風があるのですが、今日は査定にこれますか？」とご相談をいただいており、すぐにお邪魔し査定をさせていただきました。

◼️査定

お邪魔致しますと、「母屋と蔵の中にあるようなもので買い取れる物があれば査定をして欲しい」とのことで母屋から拝見したのですが、残念ながらお品物の数が少なく、母屋では床に置かれていたブロンズ像を1点査定することが出来たぐらいでした。

次にお蔵に案内してもらいますと確かに明治期のお雛人形や屏風があり、その他には古道具などが数点ございました。下見、査定の段階で雛人形、屏風、ブロンズ像は１点ずつ。その他一まとめの古道具類といった感じで査定いたしまいた。

お家の方は、「伊万里の鉢が古くて良い物だ」と親族の方からお聞きしていたらしいのですが、確かに江戸後期や明治頃の伊万里焼の鉢でしたが、最近は数十年前と比べ伊万里焼の人気が低迷し、１点だと○千円の買取金額になりますとお伝えすると、「そうなんですね‥‥家のもにが気にかけていたので、残しておきます」とお残しになられました。古伊万里や古九谷などは現在、当然買取可能商品となりますが、数万や数十万の高価買取になる場合は、江戸初期・中期以前の出来栄えの良い限られたお品になってきてしまっているのが現状です。ただ、知識のある方ではない限り、一目見ただけでは出来栄えの良し悪しや、制作された時代の判定が難しいかと思いますので、どんな物でも一度専門家や古美術店に見てもらうと安心できるかと思います。

ご説明をして査定のみでしたので、その日は失礼いたしました。