7月2日（日）に大阪府茨木市のお客様より骨董品、古道具の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

お電話にて「ホームページを見たのですが、骨董品と呼べるのかわからないですが、実家の整理をしたいので一度見に来て欲しい」とご相談を頂き、日時を決定してお伺いをさせて頂きました。

◼️査定

お家にお邪魔致しますと1階の一部屋と2階の一部屋をご案内して頂き、「この家にある物で買い取れる物や、引き取ってもらえる物があればお願いしたい」との事でした。

まず、1階のお部屋から仕分けをしながら査定を始めていきます。1点でお値段が付けれるお品と1点では評価しにくいけれども同じグループでまとめるとお値段が付けれるお品物に分けます。

1点にてお値段が付けれたお品物は萩焼の坂田泥華の萩茶碗、輪島塗の硯箱、有田焼酒井田柿右衛門の花鳥図花瓶、同じく柿右衛門の茶器揃、古銅花入、アンティークの置時計、イギリスの蚤の市で買われたアンティークのコーヒーカップなどなどにしっかりとお値段を付ける事ができました。

また。酒井田柿右衛門の茶器は始め飾り棚に飾られておりました。「箱に見覚えはございませんか？」とお尋ねし、共箱が見つけれた事が、高査定に繋がるポイントでした。また残念ながら湯飲みの蓋が一つ欠損しておりましたが、蓋がなくても使用できる為、大きく買取金額をマイナスする事にはなりませんでした。

次にまとめてになるお品物は、知人の方からたくさん頂いていた贈答品類となります。こちらはデパートなどで普通に売られている物でお祝い返しのお品やギフト類となり、気軽に次の方に使っていただけやすいお品となるため、１点での買取は難しいですが、まとめになりますが、古美術丸尾ではしっかりと買取査定出来ます。数が多く未使用の状態の物が多かったので、木箱に入っているお皿類やカトラリー類のグループや、塗りの銘々皿、食籠、塗り碗、茶托など塗り物のグループ、また紙箱に入っている贈答品類のグループなどそれぞれのグループに分けて判りやすく査定をさせて頂きました。

２階では少し古い時代のお品物があり、こちらはおじい様の時代からある物らしく広東唐木と呼ばれる１９００年代初めごろの中国製の彫りの仕事が良い紫檀の机や玉石の印材、青磁の獅子香炉、掛軸などもありましたので、しっかりと目を通して１点ずつ適性に評価をさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

お値段が付けれる物を査定しご説明をさせて頂くと全てご納得にてお譲り頂く事となりました。本当に有難うございます。
また、お値段が付かないけれども引き取れるお品物があれば引き取って欲しいとの事でしたので、出来る限りの雑貨やお土産品などお部屋中のお品物をお引き取りさせていただく事となりました。

お話をお聞きすると、「インターネットを見ているとたくさん骨董品の買取店が出てきて何十万円、何百万円の高額買取の買取店のＨＰが多くどこに電話するのが一番いいのかわからなかった‥」「家にはそんなに高価な物はないと思うのだけれども、やっぱり良い物が有るのか無いのか自分ではわからないので、買取ブログを見て丸尾さんなら正直そうなので」とお電話をいただけたそうです。

今回のお客様が仰っていたことは、本当に当店も思っている事と同じで、確かに流行のお品やや有名作家の作品が有れば何十万円や百万単位の買取金額をご提示できます。しかしながら、そんなお品をお持ちなのは限られたお家のみです。そのため、何でもかんでも高価買取を前面に出す過剰な宣伝は好ましくないと考えており、古美術丸尾では幅広い知識と買取ジャンルで多くのお客様の立場に立った買取を考えております。そして、これからもこの買取ブログで正直な実情と流行と簡単な豆知識を書いていけたらと思っております。

今回は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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