4月12日(水)に京都市下京区のお客様より実家整理のご依頼を頂き古道具類の出張買取をさせて頂きました。
◼️ご相談
お電話にて「実家の整理を考えていて古道具類があるので見に来て欲しい」とご相談を頂き日時を決定してお伺いをさせて頂きました。
お家の売却や取り壊しをされる際にはどんなものでも一度ご相談くださいませ。
長年家族とともに住んできたお家が無くなる事は寂しい事かもしれませんが、そのお家にあった骨董品、古道具類や家財は私共にお譲り頂く事でまた次の活躍の場が生まれます。汚れているものや、古いものもう使われないと思っているものでも古美術丸尾では多彩な取り扱いジャンルにて廃棄ではなく次の担い手も見つけます。そのまま処分する前に是非当店へお声掛けくださいませ。誠心誠意勤めさせていただきます。特に築100年以上の旧家などには思いもよらない物に価値を見つけ出すことが出来る場合が多いです。
◼️査定
まずお伺いいたしますと、「残しておきたいような物は持ち帰りましたので、家にある物でお値段が付くような物があれば見てほしい」との事でした。全体の雰囲気を把握させて頂く為に1階、2階と見て廻りました。
2階のお部屋には民芸品やお土産品の類の人形類や着物類でしたので特に評価できるお品は無かったのですが、1階のお部屋には床の間に本紫檀(ほんしたん)製の花台や銅製の香炉、三日月形の吊花入れ、三具足(みつぐそく)と呼ばれる仏具など古道具類が残されており、それぞれしっかりと査定をさせて頂きました。中でも、床の間に飾られていた銅の香炉は銀火屋(ホヤ)が付いており、本体にも銀象嵌をあしらった良い仕事をされたお道具でしたので高価査定の対象になり、ご説明時には「そんなに高い物なのですね」と仰っておられました。
また残念だったのですが、青貝の螺鈿(らでん)細工をあしらった扉のような物がありました。こちらは棚物の蓋部分なのですが、そもそもの棚物がありませんでした。あれば相当なお品物であったのは間違いないので残念でしたが、それでも摘み部分の玉石が評価できましたので、高価査定をさせて頂きました。
また、中庭には銅製の水盤が雨ざらしの状態で置いてありましたので現状品としてと査定金額をご提示致しました。
◼️買取・終わりに
査定とご説明を終えますと全てのお品物をご納得にてお譲り頂く事になりました。本当に有難うございます。
また、自分がこれは評価が高いだろうなと思っていた有名絵師の二枚折の評価が低く、思ってもないような香炉や紫檀の花台などが高評価になっていたとお話いただきました。
美術品としての「価値」は高いのですが、買取としては次に求められるかと言う「需要」が大きく関係してくるため売れ筋の物は高く査定が可能です。価値が高くても欲しい方が少ない物は価値に対して評価が低くなってしまうとお話させていただくと「お話もわかりやすく、納得です。また、違う家の整理も残っているので今後ともよろしくお願いします」と嬉しいお言葉を頂きました。
この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。