京都市左京区のお客様より、甲冑、仏像、古道具類、おもちゃ類の出張買取をさせて頂きました。

１月25日（水）に京都市左京区のお客様より、甲冑、仏像、古道具類、おもちゃ類の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

お電話にて「骨董品と呼べる物かどうかわからないのですが、古い家の整理をしているので一度、どんな物なのか査定に来てほしい」とご相談を受け、日時を決めて出張させて頂きました。

◼️査定

お家にお邪魔致しますと、まず2階に案内して頂きました、お部屋を見渡すと存在感のある甲冑が飾られており、また、床の間や飾り棚にも数点の古道具がございました。また、昭和初期ぐらいの古い雛人形、五月飾などもあり、違うお部屋には昭和40年代ぐらいのおもちゃ類も保管されておりました。

古美術丸尾の査定は1点1点丁寧

当店では少しお時間を頂くのですが、古道具類や骨董品類では出来る限り細かく1点1点にお値段をお付けしております。大まかに全部で○○円といった査定の方法は致しておりません。
1点ずつお品物のご説明もさせていただいております。どのお品物になぜ高く値段が付いているのか、逆に一見立派なものに見えるのに何故この金額ぐらいしか付かないのかが判っていただけるよう、また、細かく査定をすることでお気持ちの残るお品がある場合も気兼ねなくお残しを頂く事ができます。お品物によっては1点にてお値段が付かない物もでてくるのですが、同じようなお品のグループ分けをし、まとめてお値段をつけたり、お値段は付けれない物もお客様がご希望の場合はできる限りお引取りによる、整理のご協力をさせていただいております。

さて、査定に戻りますと、甲冑は一目で江戸時代以前の古い甲冑だとわかりましたが、状態が悪く、特に兜の前に飾る前立と呼ばれる装飾が欠如していました。しかしながら、現状品としてでも古い甲冑はあまり残っていない為、高額査定をさせて頂きました。

他には、鎧よりは大分と時代は変わりますが、昭和初期ごろの古道具品として雛人形、五月飾、銅器の香炉、市松人形、根付、敷板、ラジオ、煙草入れ、花台など丁寧にできる限り１点１点査定をさせて頂き、贈答品の茶器や花入れなどはまとめて査定をさせて頂きました。

また、隣の部屋には昭和40年代～50年代頃のおもちゃも大事に保管されておりましたので、「今、こんなに箱と中身が揃っている状態で残ってないのでコレクターの方は欲しがられているのですよ」とご説明の上、高額にて査定をしますと「こんなおもちゃが、そんなにも高く買ってもらえるなんて」と大変驚かれておりました。

また、立派なご仏壇があったのですが「もうこんな大そうな仏壇はやめて、小さめの物にしたいので中身の仏像や仏具なども買い取って貰えるものなのでしょうか？」とご相談を受けました。仏像などはやはり長年、お家にあったご本尊様ですのでお坊さんに来てもらってお性根を抜かれてからの方がよいとご説明をした上で、仏像や仏香炉も鎧同等に古い物でしたので高額にて査定をさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

査定を終えますと、「買い取ってもらうと思うのですが、とりあえず一度、家族に説明をしますので、またご連絡をします」との事で、その日は査定だけをして失礼をさせて頂きました。

そして後日、ご連絡を頂き、改めて引き取りの日程を決めたのですが、その日が全国的にも被害のあった10年に1度の大寒波の日。朝起きると街は一面真っ白…。朝にわざわざ「今日約束の日ですが来れますか？」とお客様にもお電話を頂くほどの京都にしては大雪でしたが、その先の予定も決まっており、予定どうりに伺わせていただく事に。到着した際は玄関先の雪の除去をしてお待ちいただいており、スムーズに搬出作業を行えました。お気遣い本当に有難うございました！

この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂きましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。