8月27日(土）に京都府亀岡市のお客様より煎茶道具、菓子型、銅器の置物など骨董品、古道具類の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

1週間前にお電話にて「壷や古道具類がたくさんあり、整理を考えているので、一度査定に来て欲しい！」とのご依頼を頂いており、以前に査定だけさせていただいておりました。査定の日は、お電話でご相談いただいた即日にてお伺いをさせて頂きました。

特に予定が入っていない場合で京都市内や亀岡市など近隣の場合は「今日中」や「今から」など急な出張にも駆けつけますのでご相談くださいませ。

しかし、今回はご対応することが出来ましたが、土曜日、日曜日に整理を考えられる方が多く、週末を希望される場合は前もってご連絡を頂くと大変助かります。

◼️査定

お家にお邪魔すると、家中に骨董品や古道具類がたくさんあり、ちょっとした道具屋さん並のお品物の数々でした、それもそのはずでお身内の方が数十年にわたり集められたお品物らしく、整理を考えているので見て欲しいとの事でした。

当店では、どんなに数が多くても、お品物の価値、買取金額の高低に関わらず1点1点丁寧に拝見して、出来るだけお家の方にわかりやすくご説明をする事を心がけております。ですので今回もお時間が掛かる事をご了承いただきました。

査定お道具の査定ですが、まず桐箱などの木箱に入ったお道具では「しっかりとした純度の高い錫製の茶托」や「京焼作家寺池陶秝←本来は火偏(とうしゅう)の煎茶碗」などの煎茶道具、「純銀の花瓶」「銀盃」などがあり、古道具類では「鉄瓶」、「銅器の鶴置物三羽」、「数の揃った和菓子の菓子型」などで、それぞれに高価買取金額をご提示する事が出来ました。

煎茶道具や鉄瓶は以前ほどではありませんが、それでも近年高騰しているお道具の一つでお稽古のお道具でも高価買取金額をご提示する事ができます。明治期～戦前ぐらいまでの有名陶工や鋳造家の作品となると高額にて買取れる場合があります。

純銀製品も元々高価な銀を遣って造られている物ですので高価買取に繋がりやすいですし、当店では記念盃などのあまり価値の低いお品物でも銀の重さ分は査定させて頂きます。また、銀の花瓶や銀瓶など、装飾や仕事の良さなどを加味して高額買取に繋がります。

そのほか、七宝の引き手、ランプの火屋、明治大正期の九谷焼の寿老人の置物、徳利、薬缶類、ブロンズ像、贈答品に至るまで細かくしっかりとお値段を付けさせて頂きました。

査定をしながらご説明をさせて頂くのですが、たくさんあった少し古い丹波焼や信楽焼、備前焼の大きな壷類や印判(印刷)の食器類にあまりお値段が付かない、付いても大きくまとめてでしか付けれない事に疑問を感じられていました。近年はこうした、ザ骨董と思われる壷や食器類ですが、20年ほど前、丁度お客様のお身内の方が集められた時代には大人気だったのですが、今は時代や趣向・流行が変わり「少し古いといった壷、伊万里の食器類」が一番売れにくい商材となっております。

それでも明治時代の赤絵や色絵の手描きの食器類や室町や鎌倉時代の壷類は別物で、高額査定が可能です！

◼️買取・終わりに

査定を終えて、後日にお伺いいたしますと「査定されたものの中で残しておきたい物もあったので・・」確認をしたいとのことで、お残しになられる物をお選びいただきました。

当店では１点数千円からお値段を付けれる物にはできるだけ細かく査定をさせて頂いており、決して「おおまか」や「あいまい」な査定はしていないので、その為、手元に残しておきたいお品物があった場合、伝票からそのお品物を消せばいいので売り手としても買い手としてもスムーズにお取引が出来ます。

最近はこの買取実績ブログを読んでくださっているお客様が多くおられ、「本当にブログ通りの査定なんですね！」とお言葉をいただける事も増えてまいりました。初めてお会いするお客様からも安心のお言葉をいただけております。査定の際は、どうぞお気軽にご相談をくださいますようにお願いいたします。

お残しされる物以外のたくさんのお品ものはお譲り頂く事が出来、今回のお客様からも「丁寧で判りやすい査定の仕方で大変助かりました！」とお言葉を頂きました。また、今回、査定、買取したお品物は一部に過ぎないのでまた少しずつ整理をしたいので次回もお願いしますとの事でした。また、ご縁があることを願っております。

今回は数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた、次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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