京都市北区のお客様より絵画、掛軸、骨董品や茶道具などを出張買取させて頂きました。

5月24日（火）に京都市北区のお客様より絵画、掛軸、骨董品や茶道具などを出張買取させて頂きました。

◼️ご相談

「お家の老朽化に伴い解体を予定しており、買い取ってもらえる物があるかわからないけど見に来てほしい」とご相談を頂き、日時をあわせて出張させて頂きました。

骨董品や家財の整理は専門的な知識を必要と致しますので、自分の家にどんな物が仕舞われてあるのか、お電話でご説明いただく事が難しい場合がほとんどです。

そのため、当店ではとりあえず簡単なお話内容だけで、特に近隣府県の場合は積極的にお伺いをさせて頂いております。その際に本当に売れるような物やお値段が付かないお品しかなかった場合であっても一向に構いません。

出張費用、査定費用などはお客様にご負担はありません。旧家の解体や整理をされる場合は、思いもよらないものが高額にて買取ができる場合もございます。是非一度ご相談、お問合せくださいませ。

◼️査定

お家にお邪魔すると「なにもない」どころか各お部屋に置物類を中心にたくさんのお道具や調度品があり、丁寧に拝見させて頂きました。

拝見させていただいたお品は昭和初期のお品が多く、その中に名前の通った作家の作品も数点あった為、１点１点にしっかりとお値段が付ける事ができました。

中でも、楠部彌弌作の香炉が２点ほどあり、もちろん１点ずつ評価が出来たのですが同じ作家の作品という事で２点でしっかりとした高額買取の金額をご提示させていただきました。

さらに、以前(２０年ほど前の骨董ブーム時)ですと高価買取が可能だった日本画家の下保昭の作品や竹内栖鳳、猪飼嘯谷の掛軸なども画風、画題を考慮して現在の相場にてしっかりとした査定金額をお伝えできたと思います。

その他では、備前焼獅子置物、銅器獅子置物は共に欠けや傷があり残念でしたが、仕事が良く１点１点にて査定する事ができました。

また、お蔵も見せて頂き、その中にも古道具類がたくさん仕舞われており買い取れる物、当店で持ち帰り処分できる物に仕分けをさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

お蔵や押入れの中なども了承をいただき、丁寧に拝見させていただきました。そのため、お客様が身に覚えのないお品もたくさん出てきたため、ご家族をご相談されるとのことで一部お残しになられましたが、その他の多くのお品はお譲りいただけました。

当店では、お家の整理や家財の処分は一生に一度、一世代に一度あるかないかの大切な事と考えております。充分にご納得を頂いてからお品物をお譲り頂くようにしています。お品物に対してしっかりとしたご説明はもちろん。思い入れのお品やご家族が大事にされていたお品をお気軽にお残しいただけるよう、１つ１つの査定を出来るだけ細かく付けさせていただいております。

古美術丸尾では細かく査定する為、相見積もりの際、他社ではまとめて1万だった査定金額が10倍以上の20万の買取価格になった場合もございました。

これからもお客様のご満足、ご安心いただける査定を努めてまいります。この度お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。有難うございました。