仏画、古掛軸、香炉、釜など骨董品の店頭買取をさせて頂きました。

5月7日（土）から数回にかけて仏画、古掛軸、香炉、釜など骨董品の店頭買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

「見てもらいたい掛軸があるのですが？」とお電話でご相談を頂き、お店までお持ちいただけるということでお待ちいたしました。

◼️査定

ご来店されると、とても古そうな掛軸を１本だけお持ちでした。
早速拝見いたしますと、不動明王図の仏画で箱には平安時代の物と書かれていました。そんな物が残っていたら大変価値がある物ですが、残念ながら拝見したものは箱と中身の掛け軸のサイズがあっておらず、紙質や画風から判断しても、平安ではなく、江戸初期から中期ぐらいの仏画ではないかと判断できました。

お客様にもこのお品の経緯をお聞きすると、ひいおじい様が集められた物で古そうな物だったので試しにお持ちいただいとの事。

お品としては、平安時代とまで行かなくても、古いもので十分に評価の出来る掛軸であり、状態も良い方だったので、高額買取の査定金額を付けさせて頂きました。

◼️買取

ご説明させていただきますと、ご納得いただきお譲りいただけることとなりました。
そして、「まだお蔵に残っているかもしれないのでまた持ってきます！」とありがいお言葉をいただきました。

◼️買取・終わりに

その後、数回にわたり、仏画の来迎図、七福神などの古掛軸や、畠春斎の茶釜、田原陶兵衛のお茶碗、白磁の香炉などのお茶道具まで多くのお品をお持ち込みいただき、快くお譲りいただきました。

古美術や家財、古道具の整理は人生や一世代では一度あるかないかの出来事かと思います。そのため、お客様は一度きりが多くリピーターというものが少ない業種なのですが、古美術丸尾では多数のリピーター様はお客様のご紹介で支えられております。これからも安心してお客様がお品をお持ちいただけるよう、またご利用したいと思っていただけるよう、日々誠心誠意努めさせていただきます。この度は本当にありがとうございました。

お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。