京都市右京区のお客様より作家作品、贈答品類、掛軸などの出張買取をさせて頂きました。

12月8日(水)に京都市右京区のお客様より作家作品、贈答品類、掛軸などの出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

「親族が集めていたたくさんのお品物の整理をしたい」とご相談を受けまして出張させて頂きました。

また「急で申し訳ないのですが8日にお願いしたいです」と２日ほど前にご連絡を頂きました。

当店では、先約が入っていないかぎり、翌日や、最短では即日の今からでも対応させて頂きます。ご依頼が多い、土曜日、日曜日、祝日などはすでにご予約を頂いている場合がありますので、日にちのご希望がある場合はお早めにご相談くださいませ。

◼️査定

1階と2階にお品物があるとの事で、まずは2階のお部屋から査定を開始させていただきました。

沢山のお品物を見てまず驚いたのが、そのほとんどがデパートや清水焼の個展の包装紙で包まれた状態のままで、開封されてもいない全くの新品の状態のお品でした。中身を確認しない事には査定のしようがありませんので、「もったいないなぁ」と思いながらも全てのお品物を開封させていただきました。

そのほとんどは、食器やコーヒーカップ、盃などの贈答品だったのですが、贈答品類に混じって京焼五代清風与平の酒器揃、盃、香合、湯冷まし、林小六の花瓶、酒器、酒井田柿右衛門のお皿など、贈答品ではない作家作品が出てきました。当然ですが、しっかりと包装紙を全て開封してよかったです。贈答品などはひとまとめにさせてもらいましたが、作家作品はもちろん1点にて査定させて頂きました。

１階は贈答品や日用品、掛軸があり、残念ながらほとんどがグループ分けでの査定となってしまったのですが、贈答品の中から１点、中村翠嵐の菓子鉢があり、しっかりと個別に査定させていただきました。また、掛軸も１本ずつ拝見し、中にはご親族様が自ら書かれ表装された軸もあり、ご説明すると「こんなの書いていたのね」と感慨深げでした。

◼️買取・終わりに

ご説明すると、全てのお品物をご納得にてお譲り頂く事が出来ました。本当にありがとうございます！
当店では、お品物を査定させて頂くにあたって、古美術、掛軸、工芸作家、陶工からご親族様の作品まで、そのお品の価値に関わらず、出来る限りお客様の家財にどんな物があったのかご理解いただけるよう、ご説明させていただいております。

査定時間は長くなるのですが、お客様からは「本当に丸尾さんに頼んでよかった」「自分で開けるのは大変で・・」「最後にすべて見れてよかった」とのお声を多く頂いております！

今回は数ある買取業者の中から、当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂きましたお品物は次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。