滋賀県東近江市のお客様より店頭にて七宝の水注等を買取させていただきました。

３月１日（日）に滋賀県東近江市のお客様より店頭にて七宝の水注等を買取させていただきました。

同日の豊中市への出張買取（大阪府豊中市のリピーターのお客様より屏風などを買取させていただきました。）後、お店に戻ると、「壷などを査定して欲しいので今からお店に持って行ってもよいですか」とお電話を頂きました。

その後ご来店いただき、お持ちいただいた壷などを拝見させていただきました。壺は大量生産の信楽の壷だったので評価できなかったのですが、一緒に持ってこられた七宝の水注は買取が可能でした。信楽の壺など買取することは出来なかったお品は、「もし処分される場合は、引き取りさせていただきます」とご説明させていただくと、「処分ができてよかったです」とご納得頂き、お譲りいただきました。

また、「自分が思っていたものより違う物が価値がある事がわかりました」とご意見をいただきました。

屏風や掛け軸、壺など、「ザ・骨董品」と思わされるお道具が高く買取出来るように思われるお客様も多いのですが、家のコンパクト化が進み、家に床の間もなく、和室さえないお家が増えてるこの時代では、屏風や掛け軸、壺などの需要が急激に減少しつつあります。その代わり、中国バブルに合わせて煎茶道具や唐木の台、竹工芸品などの需要が増えたり、飾り棚や長火鉢などは、大きいものよりもコンパクトなサイズの物が好まれたり、昭和のキャラクターおもちゃのコレクターが増加したりなど、時代時代に合わせて刻々と需要が変化しております。

その為、お客様が思われていた物と違ったものが高額査定がついたり、ゴミだと思ってた物が買取出来たりすることも少なくはありません。

「古美術丸尾」も需要の変化の波に乗り遅れないよう、日々知識とサービスの向上に努めてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

今回お譲り頂きましたお品物はまた次に欲しい方に橋渡しいたします、今回は数ある業者の中から古美術丸尾をお選び頂きありがとうございます。