4月18日)(金)にリピーターのお客様より滋賀県の実家の蔵整理をさせて頂きました。
■ご相談
先月に出張買取をさせて頂いたお客様から、お品物は「滋賀県の実家の蔵から持ってきた物で、もしかしたら何か残っているかもしれないので、今度見に来てもらえませんか?」とご相談をいただいておりました。
以前のご依頼の内容はこちらから↓
■査定
お約束の当日、お邪魔するともう数十年は誰も住まわれていないので、至る所が朽ちておりましたが、家の中に井戸がある立派なお家でした。
「何も残っていないかもしれないですが、よろしくお願いします」と今回はお家のどこも見ても良いとのことでしたので、少しでも何か買取出来る物がないかお家中を拝見させていただきました。
当店は多くの蔵整理や解体前のお家に呼んでいただき、手付かずで埃だらけの状態でも、1点で買取出来る物・まとめて買取出来る物・ご希望の場合は引き取りが可能な物の大きく3種類に分けて仕分け、ご説明し、整理のお手伝いをさせていただいております。
今回もひとつでも多くの物を眠らす事の無いようにくまなく探していきました。
まず屋根裏の棚には仰っていたように伊万里焼の蓋物茶碗や徳利、盃などの食器類はまだ残されており、そのほかでは押入れの奥のほうから明治期の銅製花入れが1対、薄端が2点、伸び縮みが出来る可動式の手燭、電傘、絵葉書、木綿の古布、鯉の形をした古銅花入、屏風2種なども見つけることが出来ましたのでそれぞれ査定をさせて頂きました。
伊万里焼の食器類では前回(京都市上京区のお客様より伊万里焼などの食器類、古道具、作家物、工芸品、骨董品などを出張買取させて頂きました。)同様に上手の物と印判などに分け査定し、古道具類では鯉の形の花入れが脚が取れている状態でしたが珍しい物ですので高価買取の対象となりました。
また、徳利では花鳥の絵が描かれており、お酒を注ぐ時にピューピューと鳥の囀りのような音のなる仕組みが施された物がございました。とても面白く、昔の人は色々と考えたのだなあとお客様と談笑しておりました。
■買取・終わりに
査定・ご説明を終えますと「屏風と鯉の花入れは知人が欲しがるかもしれないので一旦置いておきます。いらないと言われたらまたご連絡します!」と言う事で少しお手元に残されましたが、今回もほとんどのお品物をお譲り頂ました。誠に有難うございます。
今回は、京都でも出張買取に続き、実家のお蔵にまでお呼びいただき、本当にありがとうございました!!
当店は毎年お蔵の整理などは何軒もお話を頂いており、慣れており、得意としております。お品物の整理の際には一度当店にご相談お願いいたします。お譲り頂ましたお品物はまた次の担い手の下に橋渡しをさせて頂きます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。