１月２１日(火)に京都市東山区のお客様からお茶道具、漆器、古道具などの買取させていただきました。

今回はご実家の整理で「ガラクタしかないけれども買える物があれば買い取って欲しい」とのご依頼を受け、出張買取させていただきました。

お家にお邪魔させていただくと、立派な水屋箪笥の中には木箱に入った作家作品やお茶道具、綺麗な贈答品類があり、また家中を丁寧に見せて頂くと版画の額、お琴の琴柱、銀のヤンポ(蓋物の小さな菓子入れ)など、ガラクタなんてとんでもない、まだまだ活躍できる物ばかりでした。

一昔前であれば欧米の方がジャパニーズスタイルを生活に取り入れる事が流行っておりましたので、水屋箪笥も需要があり、しっかりと買い取る事が出来たのですが、現在は流行が終わり買い取れない物になってしまいました。少しでも日本の文化や良き物を後世に残していきたいのですが、本当に不甲斐ない思いです。

お品物の数が多くても当店では1点1点丁寧に見せていただく事を心がけています。そのため、どうしても査定には時間がかかってしまいます。今回も査定から搬出まで3時間ほどお邪魔してしまいました。

何度か相見積もりなどで先に他の業者も呼ばれているお宅にお邪魔した事もあったのですが、道具の箱を開けた形跡もなく、埃もかぶったままの時があります。ご依頼主にお伺いすると、パッとみて「全部で○○円です」って言われたとの事。お道具は状態をみて、キズがあるか、付属の部品が足りないとか、作家作品では箱と中身の物が変わっているなどなど見なければいけないところが多々あり、当然それを確認しないと高価買取など出来るはずがないのです。

今回のご依頼も「思い入れの物が無くなるのは少し寂しい気もしますが、処分が出来てすっきりしました。助かりました！次に使われる方がおられたらありがたいです」とお声を頂き、ご納得の上たくさんのお道具をお譲り頂きました。今回お譲り頂いたお道具はまた、次の欲しい方へ橋渡ししてまいります、この度は数ある業者から古美術丸尾をお選び頂きありがとうございました。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご連絡くださいませ。