リピーターのお客様より明治期の染付の盃や徳利、煎茶盆、古銭、微章などの古道具を店頭買取させて頂きました。

９月６日（土）にリピーターのお客様より明治期の染付の盃や徳利、煎茶盆、古銭、微章などの古道具を店頭買取させて頂きました。

■ご相談

以前の蓋付飯茶碗などを買い取らせていただいたお客様よりまたご来店を頂き、「この品も見て欲しい」と今回も数点をお持込いただきました。

▼前回の買取の詳細はこちからから

井上春峰の蓋茶碗や染付蓋茶碗、硯など古道具類を店頭買取させて頂きました。

■査定

お品物を見ていきますと木箱の中に数点の染付の徳利や盃、急須などの茶器が入っており、明治時代の古いお品物でした。見た瞬間にこれは高価買取できる品物だと思いました。

こうした古い時代の仕事の良い茶器や酒器類は私がこの仕事をやり始めた数十年前はまだまだ良く出てきていて数が多く残っていたために余り注目が無かったのですが、最近は数も減ってきた為、評価が変わってきて見直されております。特に江戸期～明治期の染付の仕事の良い煎茶器などでは高額買取査定を期待できます。今回も種類もバラバラで数も揃ってない状態だったのですが、高価査定となりました。

その他では、煎茶盆、微章類、煙管などの小物類、古銭類、栄重と呼ばれる入れ子で重ねて保管できる菓子箱など古道具をひとつずつ査定させて頂きました。

■買取・終わりに

査定ご説明を致しますと染付の茶器や酒器の高額査定に「そんなに付くのですね」と驚かれており、全てお譲りいただける運びとなりました。本当に有難うございます。

これは、見せるお店によって買取の金額はかなり変わると思われるお品物で、あるお店では「これはガラクタだし数も揃っていないから買い取れない」とか「買えても数千円」といわれる可能性がありますが、当店ではちゃんとした知識と現在の流行を把握しており、また自社オークションの開催などこうしたお品物を次に販売するルートをちゃんと確保しているからこそ出せる高額査定金額です。そこにはお品の時代が間違っていないか、染付などの仕事のよさを判断する審美眼が必要となります。

今回も、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の担い手へと橋渡しをさせて頂きます。