4月12日（金）に他県在住のお客様より京都市の実家解体に伴い茶道具や古道具類の整理をさせて頂きました。

◼️ご相談

当店のメールフォームよりご相談を頂きまして、「価値がある物が有るのかわからないのですが、実家解体をする前に一度目を通して欲しい」という事で、解体予定日直前でしたがお伺いをさせて頂きました。

◼️査定

お家にお邪魔させていただくと現金などの貴重品は前もって整理したので、「どこをどういう風に見てもらってもいいので買い取れる物があれば出来るだけ買い取ってもらい、荷物を減らしたい」という事で、色々なお部屋をまわり買い取れる物がないか調べていく作業からはじめました。

押入れを開けますと、お茶道具のお稽古類が数点出てきまして、お客様にお聞きすると「そういえば身内がお茶の先生をしていたのでお茶道具はあるかもしれません」との事でその他の場所からも茶碗、棗、香合、蓋置、茶入、茶釜、鉄瓶、棚物、袱紗類などなど一式を見つけることが出来ました。

しかし、お茶の先生をされている方にしては数が少なく、お稽古のお道具がほとんどだったので「おそらく、社中のお弟子さんに分けられたのだとおもいます」と説明をし、その中でも裏千家十五代宗匠鵬雲斎の書付のある棗や鉄肌の仕事が良かった鉄瓶などには１点ずつお値段を付け高価買取が出来たかと思います。

その他のお稽古のお茶道具類につきましては茶碗類、茶入、香合、蓋置の小物類、釜風炉類、袱紗などの消耗品類として各グループに仕分けしてそれぞれに査定をさせて頂きました。

また、１点ずつやグループ分けでお値段が付かなくてもよいので出来るだけ持って帰って欲しいというご要望でしたので、大きく一まとめで食器棚の洋食器類、人形などの民芸品類、キューピー人形、ペコちゃんの缶型椅子などといった骨董品には含まれないお品物達も買取(お引取り)の対象とさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

査定・ご説明を終えますと、全てのお品物をお譲り頂く事となり、「最後(解体前)に目を通して頂けて助かりました、何もないと思っていたのにお茶道具が出てきて良かったです」とおっしゃって頂きました。

当店では骨董品、古道具類、お茶道具類、書画をはじめ様々な物に多くの知識を持っておりますので、お家やお蔵の整理の際には「何も無いと思うんだけどなぁ」とおもわずお気軽にお声掛けくださいませ。親切丁寧にわかりやすくご説明の上、ご協力をさせて頂きます。

この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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