9月16日（土）に京都市上京区のお客様よりお引越しの為、自宅の古道具整理をさせて頂きました。

◼️ご相談

「自宅にある、骨董品、古道具類を整理したいのですが・・・」「そんなにたいした物は無いかもしれないのですが一度見に来て欲しい」とのご相談を頂き、日時を決定してお伺いをさせて頂きました。

家に長年ある家財、古道具類や骨董品の整理は一生に一度あるかないかの事で、整理はしないといけないのだけれども、品物をちゃんと見てくれるのだろうか、査定金額は適正なのか、また次にどう生かされるのだろうか、などなど、自分ではわからないことが多く不安な部分もあるかと思います。

よく買取で耳にするのが、「これは売れないですね、売れないから買えない」や「査定は品物はすべてまとめて○円になります」という問答ですが、それではお客様は納得はしていただけません。当店では、どのようなお品物でも丁寧に1点1点拝見して、現在の需要や人気なども踏まえまして、なぜ高額に買取金額を付けれるのか、また逆に価値は高いのにそれに見合わない買取金額しか付けれないのかなど一般の方にもわかりやすくご説明の上、査定させて頂きます。

◼️査定

お家にお邪魔致しますと、明治期から昭和初期にかけての古い木箱に入ったいかにも古道具類、骨董品の類のお品物がお部屋に置かれておりましたので1点ずつ拝見し仕分けするところからはじめます。

たくさんのお品物があったのですが、上記でご紹介したように、当店では出来るだけ1点1点にお値段を付けることで、１点１点の価値をお客様にもご説明がしやすいと考えておりますので、数千円しか評価できない物でも1点から査定します。

その為、1点でお値段を付けれたお品物も多く、蛸唐草文の染付小皿、同じく藍染の小皿、鼠と宝槌の古銅香炉、古印材と古墨、不精箱、古銅舟形置物、お多福型の手あぶり、簾、能楽の鼓、琵琶などで、中でも琵琶、鼓、蛸唐草の染付小皿などにはしっかりと高値をお付けすることが出来ました。

また、本来は1点ではお値段が付けにくいお品のお多福の手あぶりは「昔これでよく暖を取っていて思い入れがある」とのお話のお聞きしましたので、お気持ちとして1点にて評価をさせて頂きました。

その他、1点にお値段が付けれないお品物に関しては花台類やお茶碗類、引き出し類、塗り物類など分類分けをして一つのグループでお値段をご提示し、最後にどうしてもお値段が付けれないけれども引き取りは可能なお品に分けてご説明をさせて頂きました。

◼️買取・終わりに

査定、ご説明をしますと、「さすがに、古い物を良く知っておられますね、長年家にありましたが、今日で気持ちの整理がつきました、丸尾さんに頼んで本当に良かった」と全てのお品物をお譲り頂く事となりました。

また、「もしよかったら、お値段が付かなかった物も持って帰ってくれたら、大変ありがたいのですが・・・」とお品物の引取りをご相談いただきましたので、出来る限りのお品物を買取、引き取りさせていただく事となり、私どもが帰るときには一部屋綺麗に整理することが出来たと思います。

お客様からは「本当に有難うございます、ちゃんと見て評価していただき、あまり売れない物まで引き取って頂けて嬉しいです」と最大限にお喜びを頂けました。少しはお力になれたのかなと思い、お客様がお喜びいただけると当方としても大変励みとなります。

この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして、誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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