6月24日（土）に京都府京丹波町のお客様より蔵整理をお手伝いさせて頂きました。

◼️ご相談

この度のご依頼は、4年ほど前に一度お邪魔させていただき、お蔵のお荷物の査定をさせていただいておりました。その際はまだ急がないのでということで査定のみで帰らせていただいたのですが、今回は買取をお願いしたいとご連絡をいただきました。

4年前の査定もしっかりと覚えていただいており、また「出来る限り荷物の量を減らしたい」との事で今回も当店にご相談を頂きました。本当に有難うございます。

◼️査定

当日は、一度拝見させてもらっているお品物ですが、再度、すべてのお品を見させていただき、買取やお引取りが出来るお品物をどんどんと運び出して、仕分けしていく作業からはじめました。

時代的には昭和戦前～中後期のお品物が多く、塗り碗であったり、印判手の食器類、土人形の民芸品、また、贈答品類などお品物の数はたくさんありました。

一番多くあったのが塗り碗や御膳だったのですが、これは漆の塗りがはげてしまったり、使用により焼けてしまっている事が多く、なかなか買取が難しいお品になっております。また食器類は手描きの染付の古い骨董品としての扱いの食器類ではなく印判手(印刷)のものだったのが残念でしたが、仕分けをし査定させていただきました。

贈答品類も紙箱が多かったので、高価買取とまではいかなかったのですが、数が多かったのでしっかりとした査定できたかと思います。

この時代のお品物は一般の方にとっては50年～70年ぐらい経っているのだから充分古いと思われるかもしれませんが、機械などの生産技術が発達し、経済の発達とともに多くの生活用品が作られました。その為、現存する数も多く買取価格が伸びないことが多いです。その為、買取をお断りされる業者も居るかもしれませんが、当店ではどんな内容でも幅広く、そして出来る限り細かく査定し、１点でお値段が付かない場合でも、出来る限り細かく分類分けし、査定をしております。その為、蔵の整理や、古民家の解体前の整理は年間数十件とご依頼をいただき、得意としております。お気軽にご相談くださいませ。

◼️買取・終わりに

査定を終えると、お喜びいただけご納得にて全てのお品物をお譲りいただけることとなりました。本当に有難うございます。

「出来る限り荷物の量を減らしたい」とご要望をいただいておりましたので、出来る限り雛人形や古書なども買取させていただきました。また、写真のお雛様以外にも多くのガラスケースにはいったお人形がございました。しかしながら、昭和の木箱にはいってないお人形類はどうしても引き取りも難しいためお断りさせていただきましたが、お人形類は蔵の二階に仕舞われていましたので1階まで移動し、整理のお手伝いだけはさせて頂きました。

今回は数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして真に有難うございます、お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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