5月1日(日)に京都市上京区のお客様より作家作品、贈答品、額、掛軸などの出張買取をさせて頂きました。
◼️相談
「木箱に入った陶器類、額、色紙類があるので、買い取れる物があるか見てほしい」とご連絡を頂き、日時を合わせて出張させて頂きました。
今回は、GWを使って家の整理をされるとの事でしたが、当店も特に予定が入っていない場合は土日祝日やGW、お盆、年末年始関係なく年中無休にて御対応させて頂いております。お気軽にご相談くださいませ。(何年か前には1月1日の元旦に査定に寄せていただいた事もあります!)
※土日祝日の出張はお休みの日に整理される方が多く、先に埋まっていく傾向にありますので1週間~10日ほど前から前もってご連絡いただくと助かります。
◼️査定
お家にお邪魔すると、木箱にはいった陶器類のお品が15~20点ほどございました。ちゃんと箱に入っているお品や空の箱と裸の花器類に分かれているなど雑然とした状態で置かれており、まず、空の箱に次々と裸の状態の陶器類を合わせていく作業から始めました。すると「そんなにすぐにどれがどれの箱か判るのですね、さすがですね!」などとお声掛けいただき、雑談しながら作業を進めました。
長年、このお仕事をさせていただくと、箱のサイズや箱書きだけでなく、「伊万里焼の花瓶はこの箱、備前焼の鉢はこの箱」という具合に焼物ごとにも箱に特徴があり、簡単にお品物と箱を合わす事ができます。また、作家作品はもちろんですが、贈答品に至るまで箱は大事な物で、箱があるのと無いのとでは大きく査定額に差が変わります。そのため、なるべく高価買取に繋がるようにほとんどの箱と中身を合わせさせていただきました。
今回では備前焼の小西陶古、萩焼焼の岡田裕、唐津焼の西岡良弘の作品にしっかり査定させて頂き、その他の酒津焼の茶器、花瓶、贈答品も個別のグループとして査定いたしました。額軸色紙類では京都の絵師三輪晁勢のリトグラフ、同じく京都の版画師井堂雅夫の作品などに個別に査定することが出来、その他はまとめての査定とさせていただきました。
◼️買取・終わりに
ご説明を終えますと、お身内の方が集められたお品であったらしく、時代時代の好みや流行もあり、特に萩焼や備前焼などは昔に購入された時の金額には及びませんが、「私たちが持っていても、興味が無く、次に繋がるのであれば」との事で全てご納得にてお譲り頂く事ができました。
私たちもこの仕事を通じて、形ある物が無くなってしまうのはとても忍びなく思い、少しでも多くのお品物に次の活躍の場を与えてあげる事ができればとお商売をさせて頂いております。今回もお譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。今回は数ある買取業者の中から当店をお選び頂きまして誠に有難うございます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。