1月31日(日)に京都市左京区のお客様より熊倉順吉作品や陶器の食器類の出張買取をさせて頂きました。
◼️ご相談
メールフォームよりお写真を頂きました。画像をみると箱なしの作家物の食器器や贈答品でした。お返事では正直に「そんなに高くは買取れるものはないと思いますが、買取れない物ではなく、まだまだ今後、他の方にご使用いただける物ですので、お譲りいただけるのでしたらお伺いさせていただきたいです」とおおよその査定金額をお知らせしておりました。
◼️査定
お家にお邪魔するとお写真に写っていない物もあり、沢山の食器類もあったのですが箱に入っていないものが多くあまりお値段を付ける事が出来ませんでした。そんな中でも熊倉順吉さんの作品があり、1点にてお値段を付けさせて頂きました。
熊倉順吉
前衛陶芸家集団の走泥社同人で八木一夫や鈴木治、山田光らと共にオブジェ的な創作陶芸活動をした陶芸家で、彼らの作品は前衛的や抽象的であればあるほど高く評価されます。
熊倉順吉は高額買取も可能な作家の一人ですが、今回の作品は一般的な形の鉢でしたので残念ながら高い査定にはなりませんでした。
◼️買取・終わりに
お客様にご説明をすると今回もご納得をいただけ、全てのお品物をお譲り頂く事ができました。今回は処分品が多くお譲り頂くお品物の数に対して買取金額があまり高くお支払いが出来なかったため、申し訳なく思っていると「買取ってもらえてよかったです!割って捨てようかと思っていました。すっきりしました」とお声がけいただきました。少しでもお手伝いが出来たのかなと嬉しく思います。
今回は数ある買取業者の中から当店にお声掛けを頂きまして誠に有難うございます。お譲り頂きましたお品物はまた、次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。