◼️加納銕哉(かのう てっさい)
加納銕哉(かのう てっさい)は、江戸末期から大正時代に活躍した岐阜県出身の彫刻家で、本名は光太郎です。幼少期から父親・鶴峰から彫刻と絵画を学びます。彫刻や仏画、木彫に加えて根付や鉄筆画でも広く知られています。作品では「三蔵法師」が有名です。
家は名家でしたが、後に家は没落します。その後、出家して禅宗寺院に入り、根付や仏画を研究。明治元年には僧籍を離れて俗人に戻り、尾張地方を巡って鉄筆画の技法を研究し、上京すると鉄筆画・彫刻を職としながら日本と中国の古美術を研究を始めます。1881年の第2回内国勧業博覧会では、作品「竹製扁額」が妙技3等を受賞します。
一方悪戯半分に自他を問わず贋作を作るという茶目っ気もあり、そのうち、「贋銕哉」も出現するはめになることになり、弟子の銕琅を悩ませるくらいだったと言われている。
◼️加納銕哉の略歴
1845年 美濃国(現:岐阜県)に加納甚左衛門の次男として生まれる
1858年 美濃長良の崇幅寺に入り僧の修行をする
1863年 19歳で正眼寺に移る
1868年 還俗
1874年 上京し、鉄筆画、彫刻を業とする
1881年 第二回内国勧業博覧会に出品した「竹製扁額」が妙技3等を受賞
1888年 東京美術学校が開設され教授に任命されるが翌年自ら職を辞す
1921年 奈良にアトリエ「最勝精舎」を建てる
1925年 「売茶翁像」完成後、病に臥せ死去。享年81歳
◼️加納鉄哉の作品紹介
●加納鉄哉画「悪鬼退散」
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