◼️久世久宝(くぜ きゅうほう)
久世久宝 初代(1874年(明治7)~1947年(昭和22))
本名は彦五郎。幕末の僧・仁渓の子として生まれる。仁浴と号して、作陶を始め太田垣連月らとも親交をふかめていたが、その後、裏千家圓能斎よりその技量を認められ久宝の号を拝受。歴代久宝を継承して、現在は5代目。作品は伝統の京焼、粟田焼の優雅さをだした仁清写色絵付、青金襴手、染付などの技法を得意とし、京焼の伝統を踏まえながらも独特な感覚で数多くの名作を生み出してきました。
陶印は丸印「久宝」 枠無押印「仁彦」など
◼️久世久宝と関係のある作家
太田垣連月(おおたがき れんげつ)