深見陶治(ふかみすえはる)
深見陶治は伝統を守り続けながらも、その独特で新たな世界観を打ち出しつづけた現代的な作家のひとりです。青白磁を得意とし、初期はシンプルなでありながら丸みのあるフォルムの作品を多く作陶し、現在では、彫刻的な作品を数多く生み出しており、美しく叙情的な作風は人々の心を掴んで病まない素晴らしい作品です。
◾️深見陶治作 青白磁 「翠」
◾️深見陶治作 青白磁 「隆緑」
1947 京都市に生まれる
1978 京都工芸美術展大賞
1981 京都市芸術新人賞
1982 中日国際陶芸展大賞(1985も受賞)
1984 日展特選
1991 ファエンツァ国際陶芸展グランプリ(イタリア)
1992 日本陶磁協会賞
MOA岡田茂吉賞優秀賞
1995 国際陶磁器トリエンナーレ展審査員賞(スイス)
1996 毎日芸術賞
1997 京都府文化賞功労賞
2002 個展Garth Clark gallery (N.Y)