12月6日(日)に京都市左京区のお客様より作家作品、七宝製品、掛軸、額、贈答品などを出張買取させて頂きました。

◼️ご相談

「家の整理にあたり、壷や掛け軸などがあるのですが、買取れる物があれば買取ってもらいたいのですが」とお電話を頂き、ご希望の日時に出張させて頂きました。

◼️査定

お家にお邪魔すると、１階、2階のお部屋にたくさんのお品物を広げていただいておりました。
そこから、当店が査定しやすいように、また、お客様にご説明しやすいように1点で査定金額が付けれる物、同じ種類でまとめて査定できる物、買取れないですが引取り処分は出来る物、引取れない物などに仕分けをいたします。

当店の査定方法はお客様がどの品物の価値が高いのか、低いのかがわかる様に、1点1000円のお品から1点で数十万円、100万円以上のお品まで出来る限り判りやすく１点１点で査定し、ご説明させていただきます。品物の中には贈答品類やお土産品などのようにどうしても1点でお値段が付けれない物の場合はひとまとめにして査定をさせていただいております。

1点で査定できた物は、銀製の菓子器や七宝の花入、バカラのお皿、大樋焼の茶碗、銅の香炉、七宝の小箱、諏訪蘇山作の青磁花入、粟田焼花入など、そのほか額類、掛軸類も1点でお値段が付けれるものは細かく査定させて頂きました。

特に高価査定となった物では、明治～大正期の七宝製の小箱で「寿老人」の絵付けが繊細でした。また、無傷であった事も高評価に繋がりました。銀製の菓子器も高価査定となりました。おしゃれなデザインで現在でも需要のあるお品です。ただ、純銀製でなかったのが残念で、純銀製であれば更に評価の出来るものでした。

また、叶光夫という陶工の作品を多くお持ちでした。陶芸家として名が通った作家なのですが、人気が無く残念ながらまとめての査定となりました。また、贈答品などの１点で査定出来ない物でも、木箱の物、紙箱の物と出来るだけ細かく分けて査定させて頂きました。

◼️買取・終わりに

今回も品物しっかりと仕分けし、ご説明させていただくと、ご納得を頂け全てお譲り頂く事が出来ました。

今回はほとんどのお品にお値段を付ける事が出来ました。しかし、現在の生活にはあまり使われない重箱や、黒塗りのお膳などはお値段をつける事が出来なかったのですが、「処分していただけると助かります」との事でお持ち帰りさせていただきました。

当店では、買取金額の付かないお品でも、お客様がご希望の場合は出来る限りお引取りをさせて頂いており、多くのお客様にはお喜びいただいております。大きな家具、箪笥や大きな机などは、どうしてもお引き取り出来ないものもございますが、ぜひ、ご相談くださいませ。

今回は数ある買取業者の中から当店をお選び頂き誠にありがとうございました、お譲り頂きましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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