11月21日(土)に大阪府守口市のお客様より骨董品の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

「古道具や家財を整理を考えており、価値があるものかわからないのですが見に来てください」「週末がいいのですが・・」と2週間ほど前から出張買取のご依頼をお受けしておりました。

どうしても出張買取は土曜日、日曜日の週末が多く、ありがたい事に早い時期からのご依頼、予約が埋まっている場合があります。土日希望の方は早めにご相談・ご連絡いただけると幸いです。また、即日や翌日でも近隣ですと対応できるいたしております。ぜひ、お気軽にご連絡くださいませ。

◼️査定

当日、お家にお邪魔すると２階の1室にたくさんの骨董品や古道具類が並べてありました。「1つずつ拝見いたしますので少しお時間がかかります」とご説明し査定開始です。

古美術丸尾ではどんなものでも1点ずつ、特に木箱に入っている様なお道具や掛軸などは必ず箱から取り出してお品物を確認、拝見させていただいております。今回も作家名・作品の出来栄え・作品の状態などを見て査定させていただきました。

掛軸の形をしている物でも色紙掛では買取金額が付かない事。古いものはある程度の劣化や傷などは仕方ないことですが、古いものがいい状態の物は高く査定できる事。また低評価の物はなぜこの査定金額なのかをしっかりとご説明し、お客様にご納得して家財の整理を出来るようにお話しをさせていただきました。

今回は高価査定できた物は純銀の銀瓶(純銀製と銀製では銀の含有量に差があり買取金額が異なります)を始め、彫刻の仕事の良い煎茶盆、その他では大阪を代表する陶工の吉向松月さんの花器や水指、大きな火鉢、干支の置物などを沢山お持ちで、干支などはまとめさせての査定となりましたが、花器、水指、火鉢などは出来る限り1点にて評価させていただきました。

20年ほど前ですと吉向さんの作品は数寄者の方に好まれたのですが、現在の需要では前述の銀瓶や煎茶道具の方が高く評価されています。お客様は大きく煌びやかな吉向松月の火鉢が高額査定の予想をされていましたが、銀瓶や煎茶盆の査定金額をお伝えすると高額でビックリされておりました。

◼️買取・終わりに

お客様に査定内容をご説明すると、ご納得を頂き全てのお道具をお譲り頂く事が出来ました。祝い膳や人形ケースなど買取金額の付かない物も処分としてお引取りさせて頂き、最後にお部屋を確認していただきますと「全て整理できて部屋がすっきりしてよかった」などとお言葉を頂きました。

骨董品や掛軸の買取業者はインターネットで調べると沢山でてきてどこにされるか迷われると思います。お客様にとって昔から家にあるお道具や家財の整理は一世代で一度あるかないかの事、後悔しないように当店では少しでもお客様目線でお客様の気持ちになった買取、わかりやすい説明などに努めております。

この度は、数ある買取業者から当店をお選びいただきまして真に有難うございます、お譲り頂きましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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