◼️小野珀子(おの はくこ)
小野琥山さんの長女。父が運営する琥山製陶所で、陶芸を学ぶ。
その後、加藤土師萌先生の釉裏金彩を見て衝撃を受け、その研究に取り組み、日本工芸会西部支部展で初入選します。
以降、国内の公募展で受賞を重ね、海外の美術館にも作品を納める。
釉裏金彩は、素地に厚い金箔を貼り、低火度の釉薬を掛けて、焼上げる技法で素焼きから数えて六回焼くことで、金箔が落ち着いた味わいになります。とても繊細な工程で、幽玄に光る日本独自の技法です。
平成四年佐賀県指定重要無形文化財「陶芸釉裏金彩」の技術保持者に指定。
平成八年嬉野町にて逝去。
◼️小野珀子の略歴
大正四年 小野信吾(琥山)の長女として生まれる
昭和三十一年 父の経営する琥山製陶所でデザイン・絵付けを担当
昭和四十四年 西部工芸展 入選 珀子の号を使用
昭和四十九年 南米巡回「日本陶芸展」(国際交流基金)に出品
昭和五十一年 オーストラリア・ニュージーランド巡回「近代日本陶芸展」に出品
昭和五十四年 第五回日本陶芸展推薦招待出品
昭和五十六年 日本陶磁協会賞
昭和五十七年 ニューヨーク・ボストン巡回「日本現代陶芸展」に出品
昭和六十年 日本陶芸展推薦招待出品
平成四年 佐賀県指定重要無形文化財「陶芸釉裏金彩」の技術保持者に認定
平成八年五月二十九日嬉野町にて没す
◼️作品紹介
●小野珀子作「釉裏白金彩 茶碗」
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。
日本全国どこでも無料出張・査定!
ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご連絡くださいませ。