伊万里焼(いまりやき)とは、佐賀県有田一帯で産する日本で最初の磁器。有田焼の主な積み出し港が伊万里であったことから、「伊万里焼」と呼ばれるようになった。これが有田焼が伊万里焼と呼ばれる由縁です。
なお、同じ有田地方で焼かれたものでも、将軍家・諸大名などへの贈答用高級磁器を製造していた鍋島藩窯のものは鍋島焼、一般窯のものは伊万里焼として区別されます。
現在では、鉄道などの陸路も発達したため、有田地区で生産されたものを「有田焼」、伊万里地区のものを「伊万里焼」と呼ぶようになりました。
- 1610年代から1630年代頃までの初期製品を「初期伊万里」
- 江戸時代の製造された伊万里を「古伊万里」と呼びます。
- 1670年代には、白磁の地(濁手)と呼ばれる乳白色の素地に色絵で絵画的な文様を表したものを「柿右衛門様式」と称している。
- 1690年代には染付の素地に赤、金などを多用した絵付を施した製品が作られるようになった。これを「古伊万里金襴手」と称し、この種の様式のものがヨーロッパ向けの輸出品となった。
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