京都市北区のお客様より多数の骨董品類や古道具品類を出張買取させて頂きました。

11月1日（土）に京都市北区のお客様より多数の骨董品類や古道具品類を出張買取させて頂きました。

■ご相談

お電話にて、「身内の者が集めていた骨董品というのか、古道具類というのかわかりませんが、とにかくたくさんなるので一度査定しに来て欲しい」と言うお話を頂き、ご説明だけでもと思い即日にお伺いする運びとなりました。

■査定

お家にお邪魔し、お話をお伺いいたしますとお身内の方が当店にも近い北野天満宮や東寺の縁日の露店で骨董品を買い集められておられたとの事。「各部屋にたくさん飾られているので値段が付きそうな物は査定して欲しい」という事で各お部屋を見て回らせていただくと、玄関から応接間、リビング、床の間などどのお部屋やショーケースの中にたくさんの置物類や骨董品類、古道具類が見受けられ、見えている場所以外にも押入れや物置の奥にもあるとの事でかなりのコレクションの数々でした。

「これは、とても1時間程度では査定できる量では無いな・・」と判断を致しましたので、査定出来た20点ほどで「1点1点お値段が付けれるお品物に関しては1点にて評価」「まとめる事でお値段が付けれるお品物はこのようにグループ分けして評価」と実際にお品をご説明しながら当店の査定方法をご確認いただきました。「また、この続きを日にちを変えて運び出しまで出来ればと思っています」とお伝えいたしますと、「お任せいたしますで、よろしくお願いいたします！！」とご依頼いただけました。

別日の本査定では、「お客様からどこを見ていただいても良いです」とのお言葉をいただいておりましたので、飾られているお品物のほかに押入れや物置からお値段が付けれるお品物をどんどんと出していく作業から始めました。

まず1点にてお値段が付けれたお品物では、ステンドガラス製のランプの置物であったり、ブロンズ製の象の置物、硯石、銅製の蟹の置物、獅子の置物、銅製の鶴の置物、ノリタケ製の鯉の置物、備前焼の鳥の置物など。近年は金銀製品の高騰により、ゴルフの表彰カップも銀製でしたので1点にて査定しました。

古道具類ではや徳利酒器、紫檀火鉢、煙草盆、銅製瓶掛火鉢、茶釜、銅香炉、古硯、楽焼の菓子器、煎茶器の揃い、鉄瓶などを評価させていただき、特に鉄瓶は仕事のよいお品物で、煎茶器の流行や需要も重なり、高価買取査定金額をご提示できました。

次に1点ではなかなかお値段が付きにくいけれども、数点同じようなお品物をまとめることによりお値段が付けれるお品物では「引出類」「御稽古のお茶碗類」「香炉類」「矢立類」「置物類」「花瓶類」、ショーケースに飾られていた「小物民芸品類」など、各グループ毎に分け査定いたしました。

最後に贈答品類や雑多な古道具類など大きくまとめる事でお値段を付けて持ち帰れるお品物、需要が少なくあまり高くは付けれないけれども棚物や屏風型の衝立などの家具類なども査定させて頂きました。

■買取・終わりに

査定ご説明を致しますと、「お値段が付いた物はすべてお譲り致します、また、お値段が付かなかった物でも持って帰れるならもって帰って欲しい」と全てご納得にてお譲りいただく運びとなりました。本当に有難うございます！！

この日は査定に4時間ほど、運び出しに2時間ほどかかり長時間お邪魔させていただいたのですが、それでも一部屋分のお品物が積み込めないほどの量でした。その為、再度、後日に引き取りに伺う事となり、本当にたくさんのお品物をお譲りいただきました。また、お客様も「本当にほとんどの物を整理できて丸尾さんに来てもらってよかった！」「２階も少しあるので、年明けにまたご相談させていただきます！」とお喜びいただきました。

この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。
お譲り頂ましたお品物はまた次の担い手の下へ橋渡しをさせて頂きます。