3月26日（火）に滋賀県大津市のお客様より、紫檀製花台、銅器香炉、輪島塗段重、花瓶類などを出張買取させて頂きました。

◼️ご相談

「別の業者さんにも見せたいのですが、出張査定に来てもらえますか？」と相見積もりをお考え頂き、当店もお呼び頂きました。また、日にちが限られているようで、｢明日、早速に来て欲しい」との事でした。

相見積もりを嫌がる業者もいるけど、当店では相見積もりは大歓迎、骨董品、美術品、古道具類は1点1点丁寧に相場どうりに査定するので、まとめていくらというような雑な買取業者には負けないため、自信を思って相見積もりも受けさせていただいております。また、多くのお荷物を整理する場合も、ほとんどのお品物に価値が付けれるから便利だとお声をいただいております。そして、京都市内、近隣府県は今回の様に急な対応も即日で対応させていただきます。

◼️査定

翌日、お家にお邪魔し、査定させていただきました。1点でつけたのは、通称大阪唐木工芸品の紫檀製花台(伝統工芸士柊谷作)、輪島塗三段重箱(未使用品で綺麗)、高岡銅器村田宏作の香炉、釜師佐藤浄清作の鉄瓶、二重箱入り羽衣の図柄の掛け軸。そして、花瓶類、塗りの半月膳や干支の置物は骨董品というよりも贈答品に近い為、まとめてで査定させていただきました。

今回のお家は昔からある古道具ではなく昭和時代ぐらいに買い揃えた物が多数でした。特に二重箱入り羽衣の図柄の掛け軸や、大阪唐木工芸品の紫檀製花台などは立派なもので、当時に購入された金額は高額だっただろうと思われました。しかし、買取になると昭和の物は、骨董品としての希少価値も少なく、また、有名な作家さんでない場合は購入金額に比べると大変申し訳ない金額になってしまうことがあり、残念であるのですが、今回もしっかりとこういった事情。また、掛け軸の需要低下のお話もしっかりさせていただいた上で、出来る限り１点の価値がわかるよう、１点ずつに査定をしご説明させていただきました。

◼️買取・終わりに

ご説明も終わり、相見積もりを考えているとの事でしたので、失礼をさせていただこうと思っていると‥。

「鉄瓶と掛け軸以外は、ぜひ引き取っていただきたいのですが」とおっしゃっていただきました。

今回のお品を購入された方ではなく、ご家族の方ではなく、値段をわからず、不安に思っておられたの事。しっかりとご説明させていただいたことにより、安心いただけたようで、大変嬉しい限りです。

この度は、数ある買取業者の中から当店をお選びくださいまして誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の欲しい方へと橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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