12月21日(土)に京都市伏見区のお客様から贈答品を買取させていただきました。
お電話をいただき、「家のリフォームに伴い壷や掛軸を見て欲しい」と、ご依頼いただきました。
お家にお伺いし拝見するとすべて、贈答品、ギフト類のお品でした。その為、お客様にこちらの物は贈答品であって骨董品、美術的価値はありませんとご説明させていただいたところ、「少しでもお品を減らして、処分するのはもったいない・・」との事。
出来る限りご協力させていただきたいと思い、綺麗な贈答品や箱に入った贈答品などを買取させていただき、お譲りいただきました。ありがとうございます。
古美術丸尾では、出張買取の前にお電話にて、どんなお品をお持ちなのかご質問させていただくのですが、お客様によってはご説明が難しく、困ってしまう方もおられます。
専門家ではない一般の方の「壺」のイメージはどんな物を想像されますでしょうか?
私ども古美術を仕事としている者からのイメージでは、作家作品や古備前、古丹波の壺を思い浮かべてしまうのですが、お客様からの目線で考えると陶器や金属、または大理石で出来た花入や花瓶も壺ですし、その他にも水甕、玄関に使っていた傘立てなども壺に見えるかもしれません。このように「壷」は範囲が広く、古美術や美術品に関心がない方にとっては判断は難しいのです。
でも、古美術丸尾では、それで問題ありません。何か気になる物があればお気軽にご相談くださいませ。
出来る限り、よい物に日の目を当てさせない、歴史的価値、美術的価値があるものが知らぬ間に処分されてしまう事が無いようにしたいと考えています。どんなお話でも、どんなお荷物でも大抵の物は販売するルートを持っていますのでお気軽にご相談ください。