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【買取作家】今泉今右衛門 ~現代まで受け継がれた色鍋島の伝統と技術~

    imaemon

    ■今泉今右衛門(いまいずみ いまえもん)

    佐賀県有田町の陶工の家系で江戸時代から現代まで十四代まで続く窯家です。今泉家は有田皿山の赤絵町にあって、赤絵専業の家柄でしたが、1871年(明治4)に鍋島(なべしま)藩窯が民間に移管された後、鍋島焼の再興力を尽くし、鍋島様式を現代に蘇らせました。とくに十二代今右衛門(1897―1975)の色鍋島磁器復活によって、1976年(昭和51)に国の重要無形文化財総合指定の認定を受けました。十三代(1926―2001)は12代の長男。1975年に十二代の死去により襲名。鍋島様式を自家薬籠(やくろう)中のものとなしえて、染付下地の色絵に奥行のある作風を樹立し、89年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

    作品は、大切に使うほど深みを増す赤絵や、縮緬のような釉薬の肌合いは、とても人気です。

    十代 今右衛門

    十代今右衛門は明治6年に本窯を築き、色鍋島をはじめ一連の古伊万里様式の磁器の製造に取り組みました。時代の転換期に当たり、伝統の技術を継承することに懸念や経営的にも厳しい時代を乗り越え、優れた赤絵の技法を確立しました。

    十一代 今右衛門

    色鍋島、古伊万里の最盛期の作品の復元につとめ、江戸時代の元禄期の作品と比べても遜色のない優れた作品を造りだしました。
    昭和8年には大宮御所・貞明皇后より昔の伝統技術を保護するためにとの御用命を拝しました。その後宮内省、各宮家の御用達を受けるなど優品を造り、今日の今右衛門家の基礎をつくりました。

    1873年 今泉熊一(11代)生まれる
    1927年 11代今泉今右衛門襲名
    1933年 秩父宮家より御用命を受ける
    1934年 宮内省及び大宮御所より御用命を受ける
    1948年 死去

    十二代 今右衛門

    十二代は研究心深い陶工気質の肌で、近代色鍋島の復興に生涯を捧げた名工です。十代、十一代の教えの中で、御用赤絵屋の家門を継承し、特に肥前古陶磁の時代考証や鑑査に当たっては、鋭い鑑識眼の持ち主でもありました。昭和46年には国の重要無形文化財の総合指定を受けました。

    1897年 今泉平兵衛(12代)生まれる
    1948年 12代今泉今右衛門襲名
    1952年 上絵付(色鍋島)の技術が、文化財保護委員会より、助成の措置を講ずべき無形文化財に選定される。
    1954年 第一回無形文化財日本伝統工芸展に「色鍋島芙蓉絵高台皿」を招待出品する
    1955年 第二回日本伝統工芸展一般公募により出品する(以後毎回出品)
    1959年 皇太子御成婚に際し、和食器一揃い注文を受け納品する
    1967年 色鍋島の技術に対し、紫綬褒章を受ける
    1968年 色鍋島・古伊万里の蒐集品を展示するため、「今右衛門古陶磁参考館」を設立し、一般に公開する。
    1971年 色鍋島技術保存会に対し、国の重要無形文化財総合指定の認定を受ける
    1972年 勲四等旭日小綬章を受ける
    1975年 死去

    十三代 今右衛門

    十三代は、若い頃から創作的な色鍋島の制作に取り組み、現代の角度からの色鍋島の制作に意欲的に取り組みました。

    1926年(大正15年) 12代今右衛門の長男に生まれる
    1949年(昭和24年) 東京美術学校(現芸大美術部)工芸科卒業
    1957年(昭和32年) 日展入選(~1959年)
    1958年(昭和33年) 佐賀県展にて最高賞受賞
    1962年(昭和37年) 日本伝統工芸展初入選・水会陶芸展入選
    1974年(昭和49年) 水会陶芸展 審査委員となる
    1975年(昭和50年) 12代死去により 13代今右衛門を襲名
    1980年(昭和55年) 日本伝統工芸展監査委員となる
    1981年(昭和56年) 日本陶芸展最優秀作品賞(秩父宮賜杯)受賞
    1984年(昭和59年) 西日本文化賞受賞
    1985年(昭和60年) 日本伝統工芸展鑑査委員となる
    1986年(昭和61年) 紫綬褒章 佐賀県政功労賞受章・佐賀新聞文化賞受賞
    1987年(昭和62年) 日本工芸会常任理事に推挙される・日本伝統工芸展鑑査委員となる
    1989年(平成元年) 重要無形文化財個人指定(人間国宝)に認定
    1999年(平成11年) 勲四等旭日小綬章受章
    2000年(平成12年) 日本工芸会副理事長に就任
    2001年(平成13年) 10月13日死去

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