10月6日（月）にリピーターのお客様より額作品や掛軸、刀の店頭買取をさせて頂きました。

■ご相談

何度も当店をご利用していただいているお客様より、「今回もコレクションの整理で掛軸などを買い取って欲しい」との事で店頭までお持込いただきました。本当に、いつも有難うございます。

■査定

今回お持込いただきましたお品物では掛軸、額作品に脇差が二振りでした。
掛軸では、江戸時代の武家の消息(手紙)や森祖仙の猿図、岸竹堂の山水図、菱田春草のネコ図、大徳寺の茶掛けなど名が通っている絵師の作品や、名前が有名な絵師でなくても武者図など良くかけているお品物は１点１点にお値段を付けさせて頂きました。また菱田春草のネコの図は明らかに後年の模造品でしたので、高価買取とはなりませんが、それでも１点にて査定させていただきました。「本物でしたら重要文化財級のお品物です」と談笑しながら査定をしました。

額類では、中尾淳の舞妓図、井堂雅夫の京風景版画、上村淳之の鶴のリトグラフ、中川力バラ図、堂本阿岐羅の風景図、中島千波草花図など現在の相場にて査定させて頂き、最後には脇差二振りを拝見いたしました。

■買取・終わりに

査定、ご説明を終えますと今回も全てご納得にてお譲りいただける運びとなりました。
毎回お持込頂き誠に有難うございます。お譲り頂ましたお品物はまた次の担い手の下へ橋渡しをさせて頂きます。

古美術丸尾はこんな方にオススメです。

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