9月7日(日)に京都市伏見区のお客様より下保昭の額作品や贈答品類を出張買取させて頂きました。
■ご相談
「家の解体にあたり古美術品というわけでは無いのですが、家の中に色々とありますのでみてもらえますか?」とお電話でご相談をいただき、日程を調整しお伺いすることとなりました。
■査定
お約束の日時にお家にお邪魔致しますと、お電話でご相談いただいた通りお家の解体をされるとのことで、出来る限り買取が出来るものがないか見てほしいとのご要望でした。そのため、まず最初に一通り、1階2階など各お部屋を見て回らせて頂きました。
拝見すると確かに仰っておられました通り、古美術品や骨董品というお品物は無かったのですが、各部屋から木箱に入った贈答品が数点ございました。
贈答品とは?
贈答品とは、いわゆる昭和中後期や平成期にデパートで販売されていた紙箱や木箱にはいったお祝い品や、引き出物などを表します。基本的には香蘭社や深川製磁なども贈答品の一種となります。
※贈答品と美術品を見分けるポイント!!
美術品に知識、興味がない方でも見分けるポイントは箱です。贈答品は基本、紙箱かモミ箱(トゲが刺さりそうな木箱です・・)に入っていることが多いです。木箱が桐箱や黒柿など品質の良い木箱に入っている場合は古美術品や作家作品の場合が多いです。
贈答品は1点1点はお値段を付けることができ無いのですが、数点まとめることによってお値段が付きます。ご説明の上、まとめて査定させていただきました。またその他では、短冊箱に入ったお稽古用の茶道具、茶釜と風炉揃、古置時計などもございましたのでお値段を付けご説明させていただきました。
また、ご説明後「近くの今住んでいる家に日本画の作品があるのだけれども、それも見てもらえませんか?」とお声がけいただきました。そちらのお家にもお伺いし、作品も拝見すると・・・・。
昭和から平成にかけて活躍した日本画家の下保昭(かほあきら)の作品でした。ただ、前作(若い頃の作品)だった事が残念でしたが、もちろん1点で査定しっかりと査定させていただきました。
■買取・終わりに
最初はお電話で「正直なところ、知らない業者さんを家に上げるのも少し怖いのですが・・・」と仰っておられたのですが、最後には「今日は本当に丸尾さんに来てもらってよかったです」「お譲りしますので、また次の場で生かしてください」と嬉しいお言葉を頂き、お品物をお譲りいただけました。誠に有難うございます!!
また、当ホームページの「買取実績ブログ」をご覧いただき、「ここなら親切で丁寧そう」と思っていただいたようで、勇気を出してご連絡いただけたとの事でした。本当に嬉しい限りです。
これからも少しでもお客様のご不安や疑問などが解消できるよう、お客様とのエピソードをふまえてご説明出来ればと思います。
今回は、数ある買取業者の中から当店をお選びいただきまして誠に有難うございます。
お譲り頂ましたお品物はまた次の担い手の下に橋渡しをさせて頂きます。
古美術丸尾はこんな方にオススメです。
古美術丸尾を荷物の処分や整理の足がかりにお使いくださいませ。
●1点で値段がつけれるもの。
●数点まとめてで買えるもの。
●市場価値のほとんどつかない物。
をきちんと仕分けした上で相場価格にて買取させていただきます。
- 倉庫や、蔵の整理をしたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない。
- 引越しやリフォームで、急ぎ荷物を整理したい。
- ご親族の方のコレクションで価値がよくわからない。
- ご高齢になり、荷物の整理や、移動が大変。
- 近くに知っている骨董品店がない。
などなど。お困り事や、ご相談がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。