京都府宇治市のお客様より作家作品、贈答品類の出張買取をさせて頂きました。

4月29日（金）に京都府宇治市のお客様より作家作品、贈答品類の出張買取をさせて頂きました。

◼️ご相談

お電話にてご連絡を頂きまして、「出張買取をお願いしたいのですが、数も少なく、たいした物がないと思うのですが、出張は可能でしょうか？」とご相談いただきました。

お品物の内容をお聞きすると木箱に入っている花器類が５、6点と額類、掛軸類が数点で量にしてダンボール２箱分ぐらいとの事。お家の場所も小１時間ほどで行ける宇治市でしたので何の問題も無く出張させて頂きました。

当店では何度もこの買取ブログでもご説明しているのですが、お品物の査定は実際に物を見てからでないと査定できません。価値のあるお品でも傷や、汚ればある場合は高価買取は難しいですし、鉄瓶や　火鉢など一見、古道具でガラクタに見えるようなものでも高価買取に繋がる場合もございます。そのため、弊社ではなるべくお品を直接拝見させて頂く事にしています。「数が少ない、物の価値がわからない」でも結構です。お気軽にご相談下さいませ。

※箪笥、机などの大型家具、陶器の火鉢、人形ケース、昭和の紙箱の三月・五月人形、剥製類、家電などのみの場合はお断りする場合もあります。

◼️査定

お家にお邪魔すると段ボール２箱にお品物をご用意して頂いておりましたので、一つずつ中身を確認していきました。

木箱に入ったお道具では銅製の香炉、二代目勝尾青龍堂(勝尾黎彦)の花入、オブジェ陶器、備前焼花入などがあり一つずつご説明をしながら査定を始めました。

査定にはお品物の価値はもちろんですが、今、求められている事、需要が大きく関係してきます。ですので昔は価値が高かったものが、人気がなくなり安くなったもの、逆に昔はそんなに評価できる物で無かったけれども今は需要があり、高価買取の査定が出来るお品もあります。

今回のお品物では、銅製の香炉は元々はそんなに買取金額が付けれないお品でしたが現在の人気商材の一つですので、しっかりと１点でお値段を付ける事が出来ました。逆に勝尾青龍堂さんの作品はもちろん１点にて査定させて頂きましたが、元々の個展価格などからすると申し訳ない程度しかお値段を付けれませんでした。

そのほか、額、掛軸、茶器類などもまとめてでしたが査定させて頂きました。
また、この日に私がお家に寄せていただく事をお聞きになり、ご依頼者様のお身内の方も、贈答品をお持ちいただいておりましたので、別に査定をさせて頂きました。