◼️金重陶陽(かねしげ とうよう)
金重 陶陽は、岡山県出身の陶芸家。備前焼の陶工として初めて人間国宝となった。本名は金重 勇(かねしげ いさむ)。
江戸時代中期以降伊万里焼や九谷焼などに押されて人気を失っていた備前焼を再興させることに成功し「備前焼中興の祖」と称される。自らが優れた陶工であっただけでなく、多くの弟子を育て、その中から次々と人間国宝を輩出するなど備前焼の歴史上果たした功績は計り知れない。陶陽の弟の金重素山、長男の金重道明、三男の金重晃介もそれぞれ陶芸家である。
北大路魯山人やイサム・ノグチらとも親交があり、彼らの芸術性に影響を受けた一方、彼らが備前焼を世に知らしめる役割を果たしている。
◼️金重陶陽の略歴
- 1896年 岡山県備前市伊部に窯元・金重楳陽(槇三郎)の長男として生まれる。
- 1910年 伊部尋常高等小学校卒業後、父について備前焼の道に入る
- 1942年 川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休和と「からひね会」を結成する
- 1949年 備前窯芸会を結成
- 1952年 備前焼の技術で国から無形文化財に選択される
- 1955年 日本工芸会の設立に参加
- 1956年 重要無形文化財保持者に指定される
- 1960年 山陽新聞文化賞、岡山県文化賞を受賞
- 1962年 日本伝統工芸展審査委員
- 1964年 二度に渡りハワイ大学の夏期講座に講師として招かれる
- 1967年 天皇、皇后両陛下備前町行幸啓の際には御前制作
勲四等旭日小綬章授章。72歳で死去
◼️金重陶陽の作品紹介
●金重陶陽作 「備前茶入 淡々斎書付 土田友湖仕覆」
●金重陶陽作 「緋襷茶入 銘 蓬莱 淡々斎書付 」
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